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シュナイダー(Schneider Optics)がCine Prime ティルトレンズの新製品を発表

シュナイダー(Schneider Optics)がCine Prime ティルトレンズの新製品を発表

ドイツのレンズメーカーシュナイダーオプティックス(Schneider Optics)がフルフレームのシネプライムティルトレンズの新シリーズを発表した。このレンズは普通のレンズではできない独特のフォーカシングや被写界深度のコントロールを可能にする。

これらのレンズは1月27日に発表されたXenon Primeレンズで、世界で初めてのシネプライムティルトレンズだ。デザインは従来のXenonレンズと変わりなく、これにティルトレンズとしての機能を追加している。従って、シフト角を0°に設定していれば、画質やキレは通常のXenonプライムレンズと変わらない。

Cine prime tilt test shot – Schneider optics

シフト角は±4°の範囲で調整可能。これにより、上の写真にあるような独特のフォーカシングや被写界深度で撮影することができる。

シフト角のコントロールはレンズ筐体のリングで行い、フォーカスリングと同じように回転してシフト角を調整する。リングの回転角度は120°。なお、シフトリングには0.8モジュールギアピッチが刻んであり、通常のフォローフォーカスシステムが使える。

用意される焦点距離は以下の通り。

  • 25mm T2.1
  • 35mm T2.1
  • 50mm T2.1
  • 75mm T2.1
  • 100mm T2.1

発売時期は今年春とされており、単品でもセットでも購入可能。現在のところソニーEマウント用のみ発売される予定。

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