ゼンハイザーがFOCUSMIC Digitalを発表 - iPhone用指向性外部マイク
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Sennheiser(ゼンハイザー)は、FOCUSMICデジタルマイクロフォンを発表した。スマートフォンでの映像撮影で、本格的な音声収録が可能になる。
Sennheiser FOCUSMIC Digitalは、iPhoneを使用したビデオジャーナリズム用に設計されたスマートフォン用外部マイクで、本格的な音声収録を可能にする。このマイクロフォンは指向性があり、前面のカメラや後部のカメラで、撮影シナリオに応じて素早く方向を変えることができる。
FOCUSMIC Digitalは、クランプでスマートフォンに簡単に取り付けることができる。クランプ本体には1/4インチネジが切ってあり、三脚などに取り付けることができる。
接続に関しては、映像収録に使用されるのはApple iPhoneが人気のため、現時点ではLightningコネクタのみがサポートされている。このコネクタによりマイクに電源を供給することができるが、iPhoneのポートをFOCUSMICで使用するとオーディオモニタリング機能はサポートされない。このためオーディオレベルを事前にテストして正しいレベルにしておく必要がある。古いiPhoneの場合は、ヘッドフォンジャックを使用してモニターができる。 Sennheiserはまた、無料のApogee MaestroとMetarecorderアプリを提供しており、内蔵されているA/Dコンバーターとマイクプリアンプ用にさまざまなフィルタを追加できる。
主な仕様
- コンデンサマイクロホン
- 超指向性
- Apple Lightningコネクタ
- Apogee filterには、低周波ノイズ、ヒスノイズ、過負荷保護が含まれる
FOCUSMIC Digitalは2018年の春に発売される予定で、価格は約250ユーロの見込み。