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SIRUIがS35 1.33xアナモフィックシリーズ RF/Lマウント用をまもなく発売

SIRUIがS35 1.33xアナモフィックシリーズ RF/Lマウント用をまもなく発売

SIRUIは、人気の高いスーパー35センサー用1.33xアナモフィックレンズシリーズのRFとLマウントバージョンを間もなく発売する予定だ。焦点距離は24mm F2.8、35mm F1.8、50mm F1.8、75mm F1.8の4種類で構成される予定。このレンズはIndiegogoで販売され、1本429ドルからとなる。

2019年に、中国のSIRUIは、手ごろな価格のS35アナモフィックラインアップの最初のレンズである50mm F1.8 1.33xを導入した。その後、24mm F2.8、35mm F1.8、75mm F1.8という3つの焦点距離を追加して、ファミリーは急速に成長した。

しかし、当時はまだ、RFマウントやLマウントといったレンズマウントの選択肢はなかった。そのため、レンズを整備して改造することで、RFマウントやLマウントのカメラに対応させるしかなかった。しかし、今回発売されたレンズは、そのようなことはない。

SIRUI S35 1.33xアナモフィックレンズ(RFおよびLマウント用

この新しいRFとLマウントは、SIRUI S35 1.33xアナモフィックレンズの互換性を、新しくリリースされたキヤノン EOS R7とR10、EOS C70、RED KOMODO 6Kなどの多くのスーパー35カメラのモデルまで広げた。また、S5やS1Hなどのパナソニック製カメラでは、S35クロップモードを有効にすることで使用できるようになった。

SIRUI 50mm f/1.8 1.33x anamorphic. Image credit: SIRUI

実は、同社のフルサイズアナモルフィックラインナップは、すでにRFマウントカメラに対応している。因みに、フルフレームのSIRUI 50mm T2.9 1.6xについては、RED KOMODOでテストを行ったこちらのレビュー記事をご覧いただきたい。

SIRUI 24mm f/2.8 1.33x anamorphic. Image credit: SIRUI

新しいRFとLマウントバージョンは1.33xアナモフィックスクイーズファクターを維持し、16:9センサーと組み合わせたときに2.4:1のアスペクト比の画像を生成するように設計されている。このレンズは、楕円形のボケと青いレンズフレアを持つ古典的なアナモフィックルックを提供する。

SIRUI 24mm
SIRUI 24mm f/2.8 1.33x anamorphic. Image credit: SIRUI

SIRUI MARSフルフレームアナモフィックシリーズとは異なり、新しいRFとLマウントのS35モデルにはシネマティックハウジングがない。しかし、既存機種と同じオールメタル構造を採用している。私は以前、これらのレンズのS35 Eマウントバージョンを所有し、古き良きソニーFS5と組み合わせて使っていた。また、非常にコンパクトで軽量であるため、ジンバル用途に最適だ。

価格と発売時期

SIRUIはまず、RFとLマウントカメラ用のS35 1.33xアナモフィックレンズをIndiegogoで発売する予定。キャンペーンは2022年7月25日午前9時(東部標準時)に開始され、同社は公式小売価格の15%オフを意味するスーパー早割を提供する。先行販売価格は以下の通り。

  • 50mm f/1.8 1.33x – $429
  • 35mm f/1.8 1.33x – $509
  • 75mm f/1.8 1.33x – $594
  • 24mm f/2.8 1.33x – $679

さらに、4点セット全体で2,199ドル、専用ハードケースを同梱して販売する。詳しくは、こちらのSIRUIのホームページをご覧いただきたい。

Featured image credit: SIRUI / Joey Helms

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