SmallHDの13RX と 17RXモニター - ゼロ遅延のワイヤレスレシーバーを内蔵
ワイヤレスレシーバーを内蔵したSmallHDの13RXと17RXモニターが、Cine Gear 2019で発表された。これは、明るく、遅延が無いワイヤレスシステムを内蔵しており、フォーカシング用のビデオモニタリングが容易になる。
これらのモニターには、Teradek Sidekickワイヤレスレシーバーが内蔵されているが、ユニットの重量やサイズは増えていない。 13RXと17RXは多くのTeradek Boltトランスミッター(Bolt 500、1000、3000)と互換性がある。更に13RXはTeradek RTレンズデータもサポートしており、これを画面に重畳して表示できる。
ワイヤレス伝送では遅延ゼロを実現しており、正確なフォーカシングが可能となった。
明るく屋外でも見やすいフィールドモニター
SmallHD 13RXと17RXは、わずかな違いがある。どちらも1920×1080の解像度を持つが、13RXは1500 Nitsなのに対し、17RX1000 Nitsに留まる。しかしどちらのモデルも、明るい屋外での視認性に優れている。
色域は両方のモデルで異なり、13RXは93%のNTSCを表示できる。 17RXはDCI-P3 100%全域を表示でき、DITグレーディングにも対応する。
OS3ソフトウエア
どちらのモデルにもOS 3ソフトウエアがインストールされている。これにはカスタマイズ可能なフレームガイド、スコープとページ、そしてもちろん3D LUTオーバーレイのモニタリング機能も搭載されている。
これらのモニターを導入することにより、セットアップ時間、ケーブル配線、および電力を削減できる。それらの時間を削減することにより、撮影により時間をかけることができるようになる。