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アプチャー(Aputure)がLight Storm C300dを発表

NAB 2017でアプチャー(Aputure)が Light Storm C300dを発表した。 とにかく明るいというのが特徴で、晴天下での使用も想定される。バッテリーで駆動できるので、屋外でも使いやすい。

アプチャーLight Storm C300dの概要

以前、Aputure Light Storm C120tのレビューを掲載した。このモデルのtはタングステンを表しているが、今回発表されたLight Storm C300dのdはdaylight、即ち日光を表している。晴天の屋外での使用にも対応しており、とにかく明るいのが特徴。タングステンバージョンの150%のサイズで、C120tより大きくなっている。高出力のため、LED COB(chip on bard)システムを強力に冷却する必要があり、筐体もそのスペースが必要となる。2つのファンと大きなヒートシンクも組み込まれている。

Light Storm C300d

このライトは、はるかに高出力のHMI照明に匹敵するが、電源コンセントは必要無い。 300Wの電力で82,000ルクスの光量を発する。ただし、これは約0.5メートルでの数値。ルクスの定格は通常1mの距離で測定されるため、この数値はあまり意味がないかもしれない。簡単に計算すると、この数値は1mなら約20,500ルクスとなる。

追記:Aputureによると31,000ルクス@ 1mと連絡があった。

バッテリーマウントは、2つのVマウントを備えているが、ゴールドマウントも可能。2個の150Whバッテリーで、約100分使用可能だ。使用時間に物足りなさが残るが、これだけの光量なら、仕方ないかもしれない。バッテリーを多めに用意しておく必要がありそうだ。

またリモートコントロールが可能で、複数の設定をすることができる。調光ノブも用意されている。

C120tもそうだが、プラスチックを極力使用しないで、しっかりした作りになっている。 Light Storm C300dには、ボーエンズ(Bowen)-Sマウントがあり、さまざまなアクセサリーを取り付けることができる。また、Light Storm C300dはケースが付属しており、これに入れて出荷される。このケースはなかなか優れものだ。

価格と発売時期

Aputure Light Storm C300dは2017年7月のリリースを予定している。最終的な価格は未定だが、Aputureによれば、$ 1000以下を想定しているとのこと。

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