Atlas Lens Co.がOrion 25mm T/2.0アナモフィックレンズとLF Extenderを発表
Atlas Lens Co.がOrion 25mm T / 2.0アナモフィックレンズを発表した。広角アナモフィックレンズ、特に2Xレンズは製造が容易ではなく、通常は高価なものになってしまう。 NAB2019で、Atlas Lens Co.のDan Kanes氏に、Orion 25mm T / 2.0アナモフィックレンズとLFエクステンダーについてインタビューを行った。
Orion 25mm T/2.0レンズ
Atlas Lens Co.は、新興のアメリカの会社でアナモフィックレンズを専門としている。 2017年にはOrionと呼ばれる2Xアナモフィックレンズセットを発売しおり、合計6種類のレンズがラインアップされている。すべてT / 2.0で、焦点距離は32mmから100mmまで。しかし、広角アナモフィックプライムが欠けていたため、今回25mm T / 2.0アナモフィックプライムを発表し、ラインアップは7本となった。
Orion 25mm T / 2.0アナモフィックレンズはユニークで、広角アナモルフィックレンズにはつきもののひずみを非常に低いレベルに抑えている。レンズのフロント径は134mmで、レンズマウントはPLマウントだが、EFマウントに交換もできる。今回の展示品はプロトタイプだが、品質は他のOrionレンズ同様素晴らしいものだ。
情報はまだ限られており発売時期も明らかになっていないが、価格はおよそ8000ドルから10000ドルと予想される。
LF Extender
Atlas Lens Co.が発表したもう一つの新製品はLF Extenderだ。このエクステンダーは、すべてのOrionレンズを ARRI ALEXA LF、ARRI ALEXA Mini LF、RED Monstro VV、そしてソニーVeniceなどの大判カメラに対応することができる。 LFエクステンダーはPLマウントでのみ利用可能。
LF Extenderは2000ドル、あるいはOrionレンズを少なくとも1本購入すると1850ドルになる。