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ATOMOSとTASCAM、Portacapture X8にワイヤレスBluetoothシンクロを搭載

ATOMOSとTASCAM、Portacapture X8にワイヤレスBluetoothシンクロを搭載

ATOMOSとTASCAMのコラボレーションにより、TASCAM Portacapture X8オーディオレコーダーにBluetoothによるワイヤレスタイムコードシンクロナイゼーションが追加された。本体を無料でダウンロードできる最新版のファームウェアにアップデートする必要があり、オプションのBluetoothドングルが必要。

ATOMOSとTASCAMは、ポストプロダクションのワークフローを大幅に簡素化するために提携した。特に、複数のカメラと独立したオーディオソースを使用するプロダクションに適している。

この提携により、TASCAM Portacapture X8とATOMOSのエコシステムがサポートする様々なカメラとの間でBluetoothによるワイヤレスタイムコードシンクが可能になった。

Tascam Portacapture X8
TASCAM Portacapture X8. Image credit: TASCAM

TASCAM Portacapture X8(タスカムポートキャプチャーX8

2021年12月に初登場したTASCAM Portacapture X8は、コンパクトながら高性能な8トラックオーディオレコーダーだ。192kHz/32bitのフロートポイント録音機能を搭載した本機は、ATOMOSの提携により、さらにパワーアップしている。

TASCAM AK-BT1 Bluetooth dongle for Portacapture X8. Image credit: TASCAM

Portacapture X8のユーザーは、この機能を使うためには、デバイスをアップデートする必要がある。また、オプションのBluetoothドングル「TASCAM AK-BT1」をレコーダーに装備する必要がある。これにより、ATOMOSの特定のデバイスを使用したカメラセットアップとオーディオレコーダーをワイヤレスで同期させることができるようになる。ATOMOS Ultrasync BlueアダプターやAtomX SYNCモジュール、4月のNABで発表されたクラウド接続デバイスのATOMOS CONNECT for NINJA V/V+、SHOGUN CONNECTなど、ATOMOSの各デバイスを利用する。

ATOMOS Ultrasync Blue. Source: ATOMOS

これにより、ユーザーはカメラのセットアップに応じて、豊富な選択肢から選ぶことができる。例えば、ATOMOS Ultrasync Blueは、マスタータイムコードソースとして機能し、最大30mの距離で使用できる。コンパクトさと手ごろな価格で最適な選択肢となる。また、 UltraSync ONEモジュールと組み合わせることで、その機能を拡張することができる。

ATOMOS SHOGUN CONNECT. Image credit: ATOMOS

一方、すでにNINJA V/V+を使っている場合は、本体の背面にAtomX SYNCやATOMOS CONNECTモジュールを取り付けるだけで、Portacapture X8とのワイヤレスタイムコードシンクが可能になる。さらに、Atomos Shogun CONNECTはワイヤレスシンク機能を内蔵しているため、モジュールを追加する必要はない。

価格と発売時期

TASCAM Portacapture X8の最新ファームウェア・アップデート(V1.20)は、現在入手可能。TASCAMのページより無償でダウンロードできる。必要なTASCAM AK-BT1モジュールは現在購入可能で、4,378円で販売されている

さらに、TASCAM Portacaputure X8のコントロールアプリがアップデートされ、新しいワイヤレスシンクロ機能に対応する予定。これはApogee Metarecorder、Mavis Pro Camera、MovieSlate 8 Loggingなど他のアプリにも対応する予定だ。

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