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キヤノン5D Mark IV、ファームウエアアップデートでC-Log対応

キヤノン5D Mark IV、ファームウエアアップデートでC-Log対応

キヤノンが5D Mark IVへの大幅なアップグレードを発表した。これは有料アップグレードで約99ドルだが、ビデオ制作面では大きな前進と言える。

Canon 5D Mark IV

The paid upgrade unlocks Canon Canon Log for the 5D Mark IV

当サイトでは2016年8月にカメラをテストしたが(記事はこちら)、記事内で長所と短所のリストを掲載した。このリストは、ワールドワイドの撮影コミュニティの他のメンバーが考えていたものとほぼ同じだったが、このような全世界からのフィードバックに基づいて、キヤノンはC-LOGを搭載することを決定したようだ。今回のアップグレードは全ての要求を満たしていないかもしれないが、キヤノンがDSLR /ミラーレスカメラの動画分野へ再参入し、映画制作者に柔軟性に富み、創造的なカメラを提供するということで、大変喜ばしいことだ。キヤノンへのお願いは、フルフレームモードでの4K記録と、外部レコーダーで4Kを記録するためのHDMI出力だ。

そこで質問が残るが、1D X Mark IIについては、どうだろうか。このカメラに対しても、同じようなアップグレードが予定されているのだろうか。残念ながら、現在のところ、これに関する情報はない。

Logで撮影する理由

ログを使って撮影することで、多くの情報量で撮影したい映像制作者は、いくつかの恩恵を受けることができる。このキヤノンLogの画像プロファイルは、同社の1D Cの画像プロファイルと同じで、8ビットカラーサンプリング情報で最もうまく機能するように設計されている。言うまでもなく、他のキヤノンのカメラをセットで使用する映像制作者にとっては、カラーグレーディング時のカメラマッチングが容易になるという利点がある。

5D Mark IVのアップグレード

アップグレードを行うにはカメラをキヤノンのサービスセンターに送る必要があり、ファームウェアのダウンロードでユーザーが行うのではない。 アップグレードされた5D Mark IVでは、メニューからCanon Logを有効にすることができる。キヤノンによれば、12ストップのダイナミックレンジを得るにはISO 400にセットすると良いとのこと。さらに、フラットな低コントラストの映像や、シャープネスを抑えた映像で撮るのはちょっと、というユーザーは、「ビューアシスト」を使用して本来の映像を見ることができる。

出荷時期

この有償アップグレードは6月中にリリースされる予定。今後出荷される5D Mark IVにこのアップグレード機能がインストールされているかどうかはまだ情報がない。

 

フジヤエービックのショップサイト

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