広告

DJI Action 2 ファームウェアアップデート

DJI Action 2 ファームウェアアップデート

DJIは同社のアクションカメラAction 2のファームウェアバージョン 01.02.10.10 をリリースした。最大4K 60fps、最大ロール軸傾斜45°で映像を水平方向にバランスよく保つ、新しい HorizonBalancing モードが追加されている。さらに、Steadyモードの改善、新しいTimelapse Low Power Mode、 DJI Mic Remote Control、Horizon Calibrationなども追加される。

2021年10月に発売されたDJI Action 2は、革新的なアプローチを提供し、そのサイズを考えると驚くほど良い画質をもたらす、小さなモジュール式アクションカメラだ。このカメラについてのレビューも参照いただきたい。

Action 2は、箱から出してすぐに使うことができるが、レビューで触れなかった詳細がいくつかあった。DJIは今回、Action 2の新しい無料のファームウェアアップデートをリリースしたので、これも含めてレポートする。

DJI Action 2ファームウェアアップデート

まず、今回のアップデートで新しい手ぶれ補正モードが追加された。新たに追加されたHorizonBalancingモードは、4K 60fpsで撮影時にも水平方向の安定性を保つ。ただし、このモードは、ロール軸が±45°以内の場合にのみ機能する。

リアルタイム手ぶれ補正モード「Steady」は、歪み補正時の映像の歪みを抑えた広い視野を提供する。Steady有効時、EIS無効時に消費電力が最適化される。DJIは、さまざまなビデオ撮影モードを使用したオートストップRec温度テスト(25℃の屋内)を表にまとめている。

DJI Action 2 auto-stop temperature comparison. Source: DJI

新しいファームウェアのアップデートにより、DJI Action 2は以下の手ぶれ補正モードを提供するようになった。

  • Steady – DJI Action 2のデフォルトのスタビライズモードで、最大4K 60fpsのビデオ撮影をサポートし、DJIによるとほとんどのシナリオに適している。
  • RockSteady – このモードは、最大4K 120fpsをサポートするが、より広いFOVでより安定したビデオを生成するために追加の計算能力を必要とする。
  • HorizonBalancing – この新しいモードは、4K 60fpsビデオまで映像レベルを維持するが、45°以上傾くと機能しない。
  • HorizonSteady – このモードは、角度の制限なしに常に映像を水平に保つが、2.7K 60fpsまでしか機能せず、FOVが劇的に減少する。

以下は、異なるスタビライジングモードでのFOVの比較。EISオフ、RockSteady、Steady、HorizonBalancing、HorizonSteadyの各モードを比較できる。

DJI Action 2 FOV comparison. Source: DJI

もう一つの新機能は、「タイムラプス低電力モード」だ。タイムラプスモードで左上の「月のアイコン」をタップして有効にすると、10秒間の録画後に画面が消灯する。

またDJIマイクリモコンが追加された。 DJI MicレシーバーをDJI Action 2のフロントタッチスクリーンモジュールまたはパワーモジュールに接続した際に、送信機のリンクボタンを押すことでビデオ撮影を開始/停止することが可能になった。

DJI Action 2 and DJI Mic. Source: DJI

Horizon Calibrationとは、DJI Action 2が自動的にIMUセンサーをチェックし、必要に応じてHorizon Calibrationを設定するようユーザーに促すことだ。また、キャリブレーションは設定ページから手動で設定することもできる。

さらに、新しいファームウェア01.02.10.10には、以下のアップデートも含まれている。

  • カメラのズーム調整方法の最適化 – ズームアイコンをタップしてホールドすることで、誤操作の可能性を低減。
  • 内部ストレージのファイルをエクスポートする際のUIを最適化 – 内部ストレージのファイルをmicroSDにエクスポートする際、カメラ画面が自動的にロックされる。
  • microSDカードのフォーマット時のUIを最適化 – microSDカードをフォーマットする際に、画面をスワイプして二重の確認が必要なため、誤操作を減らすことができる。
  • microSDカードの互換性向上
  • カメラユニット充電時のフロントタッチパネルモジュールとパワーモジュールの電力効率を最適化
  • マイナーなバグを修正

価格と発売時期

新ファームウェアのアップデートバージョン01.02.10.10は、無料のDJI Mimoアプリから直接無料でダウンロードできる。アプリの最新バージョンv1.7.12は、Android用にはGoogle Play Storeで、iOS用にはApp Storeでダウンロードすることができる。DJI Action 2 Dual-Screenコンボは現在63,800円、DJI Action 2 Powerコンボは49,500円、 DJI Mic ワイヤレスマイクシステムは40,700円で販売されている。

Leave a reply

Subscribe
Notify of

フィルター
全て
ソート
latest
フィルター
全て
ソート
latest

CineDコミュニティエクスペリエンスに参加する