映像素材の総合管理ソフトKyno1.4がリリース - 新たにWindowsをサポート

2018.1.7
映像素材の総合管理ソフトKyno1.4がリリース - 新たにWindowsをサポート

新年早々Kynoのアップデートが発表された。 Kyno(カイノ)は今までに何回か紹介しているが、Lesspain Softwareが製作している映像素材の総合的な管理ソフトで、映像素材のレビュー、管理、トランスコード、ラベリングなどができる。 従来はMac OS上でのみサポートされていたが、今回のバージョンアップで新たにWindowsでも利用可能になった。

Kyno 1.4

映像素材を管理したり、レビューすることはポストプロダクション処理をスムースに進めるために重要だが、Kyno 1.4はこれをサポートしてくれるソフトウエアだ。 Kynoについての以前の記事はこちら

Kyno1.4の新機能

Kyno 1.4の最大のアップデートは、Microsoft Windowsのサポートだ。これは非常に要求の高い機能だったが、従来ベータ版だった。これによりMac OS版と合わせて、どちらのプラットフォーム上でもポストプロダクションの前処理が行えるようになった。

もう1つの大きな改善点は、LUTのサポートだ。このソフトウエアは、素材のプレビュー、管理、トランスコードに加え、LUT処理もシームレスに行うことができる。フラットなルックを持つ映像素材の品質管理も簡単に行えるようになった。

細部に関しても、Kyno 1.4は改善されている。新しい「play all」機能により、ワンクリックやキーボードショートカットで選択したクリップを順番に再生できるようになり、ワークフローがよりスピーディーになった。 またKynoのリストビューをカスタマイズすることができるようにもなっている。 「combine clips」という新しい機能は、配信ワークフローのための新しいオプションで、使いやすいメタデータ対応機能。必要なショットを組み合わせ、対応するショットリストを追加して、これをNLEに直接転送することができる。

Kyno 1.4

LUT support in Kyno 1.4 (player & transcoder)

その他のアップデートでは、トランスコードした映像にタイムコードオーバーレイを追加できるようになった。これはレビューコピーを作成する際に便利だ。 また、 GoProのCineformは10ビットのコーデックとしてサポートされている。 更に、XMLファイルをエクスポートする際、NLE内で再接続することなく、ファイルパスを相対パスに設定できるようになった。

新価格

Kynoの通常のライセンスは159ユーロで、Kyno 1.4以降では、1年以上前のライセンスを持つユーザーはアップデートを受けられなくなる。即ち、最新のバージョンを入手するには、毎年ライセンスのアップデートを購入する必要がある。 1年間のライセンスは79ユーロで、必要な期間Kynoを使用することができる。しかし、アップデートしたい場合は、金額を支払う必要がある。

Kyno 1.4

Lesspain Softwareのような比較的小さな会社では、製品のアップデートを続けるためにファンドを見つける必要がある。従って、この解決策は妥当だろう。Kynoの既存バージョンで問題なければお金を払う必要はないが、新機能が必要ならば支払う必要がある。

なお、Lesspainはライセンス更新価格だけでなく、通常価格の25%割引も提供している。この価格は1月末までで、30日間無料の試用版もダウンロード可能できる。すべてがリセットされているので、以前試用版を試したことがある場合でも、改めて使用することができる。

リンク: Lesspain Software

 

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