広告

Laowaが24mm f/14 Macro Probe LensをKickstarterに登録

Laowaが24mm f/14 Macro Probe LensをKickstarterに登録

Venus Optics社は、若干古いレンズを新たにKickstarterキャンペーンに登録した。実はLaowa 24mm f / 14マクロプローブは、2016年のPhotokinaで一度発表されている。ほぼ2年後の今、そのレンズがKickstarterキャンペーンに登録された。もちろん2016年のものとは違いがあるので、比較してみよう。

このレンズは非常に特殊なものだ。 24mmの広角レンズだが、同時に2倍のマクロレンズでもある。私はこれらの2つの特性を持つレンズは他に知らない。さらに、長さが40cm もあり、見た目もユニークだ。

Laowa 24mm f/14 Macro Probe Lensの概要

Cinema5Dでは2016年にLaowa 24mm f/14マクロレンズを紹介している。デザインがユニークなので、覚えている読者もおられるかもしれない。これはマクロレンズだが、一般的なマクロレンズではなく、24mmの広角レンズでもある。

しかし、この広角レンズは同時に2倍のマクロレンズであり、細長い40cmの筐体を持っている。またフロントレンズはf/14と、とても明るいとは言えない。下はこのレンズのプロモーションビデオ。

2018年版のLaowa 24mm f/14レンズは、2016年のプロトタイプバージョンと若干異なる。防水防塵などの最新のデザインを採用しており、また先端にはLEDリングライトを搭載している。

機能と仕様

Loawa 24mmマクロプローブレンズは非常にユニークなショットを撮影できるが、f/14ではかなり暗い。そこで、レンズの先端にLEDリングライトを実装した。それにより、暗い場所でも被写体を照らすことができるようになった。大きなライトで照らすことができないような場合、このリングライトは非常に有用だ。筐体にマイクロUSB電源ポートが用意されている。

Laowa 24mm

このレンズの最もユニークな特徴はその長さだが、これは一長一短ある。バッグに入れるには長すぎるが、被写体に気付かれずに撮影できるのはメリットだ。小さなオブジェクトの至近距離から撮影できる。 24mmの比較的短い焦点距離も非常にユニークだ。しかし、焦点距離が短くなると被写界深度が深くなるので、どうしても背景のボケが不十分になってしまう。

Laowa 24mm

Laowa 24mm (left) vs. “regular” macro lens (right).

筐体が長いことによるもう一つの利点は、撮影者の影が写り込まないことだ。また、防水処理されているので、水気の多いところでも安心して撮影できる。

価格と発売時期

Laowa 24mmはKickstarterに登録されている製品なので、お金を払ったからと言って確実に製品が手に入るとは限らない。プロトタイプはすでに存在するが、量産は異なる種類のものだ。しかし、同社は高品質のレンズを作る技術と経験を持つ会社なので、リスクは小さいだろう。

Laowa 24mm

This is some pretty advanced lens design.

2016年に発表された時、Laowaは2017年に発売予定としていたが、結局それ以上の期間を要した。その理由は、複雑なレンズ設計だ。このレンズはおもちゃのように見えるかもしれないが、かなりの精密機器だ。レンズ構成は19群27枚と、かなり多い枚数だ。重量は474g。マウントはキヤノンEF、ニコンF、ソニーFEを選択できる。また、PLマウントは200ドルを追加すると入手できる。 PLバージョンを選択した場合、フォーカスリングと絞りリングは0.8ピッチのギアになる。

Laowa 24mm

初期予約価格は1,099ドルで、全てがうまく行けば2018年12月に出荷の予定。このKickstarterキャンペーンの最終価格は約1,500ドル。

Links: Kickstarter campaign | Venus Optics Website

 

Leave a reply

Subscribe
Notify of

フィルター
全て
ソート
latest
フィルター
全て
ソート
latest

CineDコミュニティエクスペリエンスに参加する