PowerGXND - 世界初のバリアブルGNDフィルター

2018.1.28
PowerGXND - 世界初のバリアブルGNDフィルター

Aurora PowerGXNDは世界初のバリアブルGNDフィルター。クラウドファンディングキャンペーンは既に成功を収めているが、まだ申し込みは可能だ。

Power GXND, Source: Aurora Aperture

GNDフィルターとは?

GND(Gradual neutral-density)フィルターは、日本ではハーフNDフィルターとも呼ばれる。空の部分のみNDをかけたいときなどに使われ、風景撮影で主に使用されている。地面に近い暗い部分は光の透過を妨げず、適正な露出を保持する。グラデーションがあるソフトエッジあるいはハードエッジを選択できる。

Aurora GXND – Variable GNDフィルター

従来はGNDフィルターの透過率は固定されていた。カリフォルニアに拠点を置くAurora Aperture社は、世界初の可変GNDフィルター、Aurora GXNDを開発し、透過率を可変できるようにした。

これは、ハードエッジの可変GNDフィルターで、最大5ストップ(ND 0 – 1.5)の連続可変ができる。 Aurora GXNDは、3種類の異なる直径(105mm、82mm、62mm)が用意されており、レンズ径に合わせて選択できる。(上記の数値はフィルターの直径で、適合するレンズのフィルター径ではない)

Power GXND, Source: Aurora Aperture

Aurora Apertureは2016年11月にフィルターの設計を開始し、クラウドファンディングを通じて製品を発売することを決定した。 Kickstarterキャンペーンは2018年1月13日に開始され、既に資金調達目標に達している。キャンペーンが終了するまで2週間以上あるので、まだ応募を受け付けている。出荷は2018年5月の予定。

フィルターには2種類のアダプターが用意されている。

1.スリムアダプター

スリムアダプターを使用すると、フィルターの分割位置調整と回転ができ、ネジで固定する。アダプターのサイズは3種類用意されており、使用するレンズ径により選択する。

  • L – 直径105mmのフィルターで、フィルター径82mmのレンズに適合。フィルターを回転することができ、フィルターの境目を移動することができる。レンズアダプターリングが同梱されており、77、72、67、62、58mmのフィルター径のレンズにも適合する。
  • M – 直径82mmのフィルターで、フィルター径62mmのレンズに適合。フィルターを回転することができ、フィルターの境目を移動することができる。レンズアダプターリングが同梱されており、58、55、52、49、46mmのフィルター径のレンズにも適合する。
  • S– 直径62mmのフィルターで、フィルター径49mmのレンズに適合。フィルターを回転することができ、フィルターの境目を移動することができる。レンズアダプターリングが同梱されており、46、43、40.5、39、37mmのフィルター径のレンズにも適合する。

Power GXND Slim Adapter, Source: Aurora Aperture

2.スクエアアダプタープレート

正方形のアダプタプレートで、円形フィルターを取り付け、フィルター自体をアダプタ内で回転させることができる。円形フィルターを挿入するためのプレートには、3つのサイズがある。

  • Lプレート – 130mmシステム(例えばCokin X-Pro)で105mm径フィルターを使用する場合
  • Mプレート – 100mmシステム(例えばCokin P)で82mm径フィルターを使用する場合
  • Sプレート – 75mmシステムで62mm径フィルターを使用する場合(Lee Seven5など)

スクエアアダプタープレートの場合、正方形のマウントシステムも用意されており、これも3つのサイズがある。

  • Cokin X-Proと互換性のある130mmシステムと130mm(幅)のスクエアフィルター。82,77,72,67,62、および58mmのアダプターリングが付属。
  • Cokin Zと互換性のある100mmシステムと100mm(幅)のスクエアフィルター。62,58,55,52,49,46mmのアダプターリングが付属。
  • LEE Seven5と互換性のある75mmシステムと75mm(幅)スクエアフィルター。49,46,43,40.5,39および37mmのアダプターリングが付属。

Power GXND values examples, Source: Aurora Aperture

フィルターの回転はハードストップになっており、NDフィルターの回転範囲の最大、最小点で止まるので調整しやすい。Schott B270®ウルトラホワイトガラスと偏光フィルム、多層のナノコーティングが施されており、埃や湿度の高い環境にも強い。

下はキャンペーンのプレゼンテーションビデオ。

資金調達の目標は達成されているが、同社は10万ドルを目指している。

フィルター自体ははっきりした境界を持ち、平坦な地平線やまっすぐなエッジのような特定の状況ではうまく機能する。実際はグラデーションNDのほうが自然に見える結果となるが、グラデーションの可変GNDフィルターは技術的にまだ難しい。

フィルターシステムのKickstarterキャンペーン価格は、フィルターのサイズと取り付けオプションによって$ 126〜$ 340となっている。 Aurora Apertureによると、これらの価格は予想小売価格よりも約33%安く、初期価格は約半額となっている。

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