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QooCam 8K - 世界最小の8K 360°カメラ

Kandaoは世界最小の8K 360カメラ、 QooCam 8KInterBEE2019で発売した。 QooCam 8Kは、8K 30fps 10ビット映像を最大200Mbpsで、4Kでは最大120fpsで撮影できる。

Kandao 8K – Image source cinema5D

筆者は約1年間、オリジナルのQooCamを使用している。またInsta360 One Xも使用しており、その前にはInsta360 Oneを使用していた。しかし、手頃な価格の8K 360カメラではなかったし、また、10ビットのような高ビットレートでのエンコーディングを持ってもいなかった。8Kは十分な解像度と画質で360°映像を収録するには必要不可欠だ。今回、 QooCamは QooCam 8Kでこれを実現した。

主な特徴

  • 1 / 1.7インチ20MPセンサー
  • 7680 x3840 @ 30fps ∣ 10ビット∣ H.265 200Mbps(最大)
  • 3840 x1920 @ 120fps
  • 6軸ジャイロ、IMUセンサー、高度な手振れ補正
  • リアルタイムRAWモード(静止画)
  • 2.4インチタッチスクリーン
  • 内蔵3000mAhバッテリー
  • 内蔵64GB内部メモリ
  • 外部SDカードのサポート(最大256GB)

これらは、個人クリエーター向けのコンパクトな360°カメラとして、十分な仕様だ。

大きくなったセンサーと“Realtime RAW”

Kandaoは、 QooCam 8KがAPS-Cレベルの画像品質を達成したと述べており、このサイズの360°カメラでは初となる。これは、新しい画像処理パイプラインと1 / 1.7インチの20MPセンサーによるもので、従来のQooCamのセンサーよりも246%大きくなっている。

QooCam 8Kは12ビットのDNG RAW画像を記録でき、新しいイメージングプロセスにより複数の露出を組み合わせて、低ノイズで高いダイナミックレンジを持つ1枚の16ビットDNGとJPG画像とする。

4K 120pハイフレームレートと手振れ補正

QooCam 8Kでは、4K 120fpsでもスムーズで没入型の360°映像を撮影できる。また6軸ジャイロとIMUによる電子手振れ補正で、映画のような滑らかな映像が可能だ。これにより、アクションカメラとしての最適な選択肢になる。

電源とストレージ

3000mAhのバッテリーが組み込まれており、長時間の撮影が可能だが、着脱可能ではない。充電済みのバッテリーと交換できると、更に長時間使用することができる。なお、Kandaoには64GBの内部メモリと、microSDカードスロットが搭載されている。

タッチスクリーン

QooCam 8Kには2.4インチOLEDタッチスクリーンが搭載されており、スマートフォンなしで操作できる。撮影したクリップは画面上でレビューでき、メニューやカメラのステータスも確認できる。

プロ用360°カメラの機能も搭載

8K 10ビットなどプロフェッショナルな仕様が初めて一般向け360°カメラに採用された。これにより、個人ユーザーでも本格的な360°映像を撮ることができる。片手で簡単に撮影でき、最高の結果を得ることができる。

詳細については、 QooCam 8K のWebページを参照いただきたい。今後レビュー記事もリリースする予定だ。

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