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RED V-RAPTORファームウェア1.3.4リリース – ELQ R3Dクオリティレコーディング、RED Connectなどを追加

RED V-RAPTORファームウェア1.3.4リリース - ELQ R3Dクオリティレコーディング、RED Connectなどを追加

RED V-RAPTORの新しいファームウェア1.3.4がリリースされ、ELQ R3D品質、フル解像度R3Dライブストリーミング用のRED CONNECT(ベータ)、AFの改善などが追加された。ファームウェアは、REDのウェブサイトから無料でダウンロードできる。

REDが8K 120fps VVセンサーを搭載したV-RAPTORシネマカメラのホワイトストームトルーパー版を最初に発表しブラックバージョン(量産)モデルがオンラインになってから、およそ1年以上が経った。

数日前、米国に本拠を置く同社は、新機能とバグ修正のファームウェアアップデートをリリースした。

RED V-RAPTORファームウェア1.3.4

新しいV-RAPTORファームウェアは、ELQ R3D品質記録、フル解像度R3DライブストリーミングのRED Connect(ベータ)、AFの改善、各種新しいメモリカードへの対応などを追加している。

RED V-RAPTOR. Image source: RED

ファームウェア1.2.7からの重要な変更点の全リストは以下の通り

  • ELQ R3Dクオリティの追加
  • RED Connect(ベータ版)-フル解像度ライブR3Dストリーミングを追加。これはライセンスが必要な機能であることにご注意いただきたい。キャリブレーションはセンサーフリップモードで行う必要がある。一部のデバイスでは、USB-Cテザリングで断続的に接続の問題が発生する場合がある。未承認のメディアとバッテリーを使用すると、警告メッセージが表示される。RED Connectの詳細については、こちら
  • AFの改良を追加
  • クワイエットレコードファン制御を追加
  • DSMC3 Monitorのスルーカメラファームウェアアップデートサポートを追加(SmallHD OS5以降が必要)
  • タイムコード動作の改善を追加
  • ユーザーキャリブレーションの最適化により、数分かかっていたプロセスを約30秒に短縮
  • ディスクリートモニタLUTのサポートを追加
  • ベーシック、スタンダード、テクニカルオーバーレイモードの追加
  • SDIアドバンストオーバーレイに色合いを追加
  • オーバーレイの不透明度コントロール機能を追加
  • 非通信型バッテリーの電圧表示機能を追加
  • 低電圧警告コントロールを追加
  • Wi-FiパスワードにQRコードを追加
  • RCP2外部レンズデータに対応
  • トップLCD解像度メニューに「オート」を追加
  • RED PRO 1.3TBと4TBに対応
  • Angelbird AV PRO MK2 660GB、1320GB、2TB、4TB のサポートを追加
  • Exascend Archon 2TB CFx のサポートを追加
  • ProGrade 325GB と 650GB のサポートを追加。
  • ユーザーページに割り当てたカスタムプリセットが消えてしまう問題を修正
  • マニュアルモードで意図しないRFレンズモーターの動きを修正
  • シグマ製Cineレンズの通信に関する問題を修正
  • レンズの最小F値が正しく表示されていなかった問題を修正
  • スクロールするテキストが正しくなかった問題を修正
  • センサーフリップのキャリブレーションに関する問題を修正
  • 4K 8:1 at HFRの水平ティアを修正
  • Flip/Mirrorモードでの水平ティアを修正
  • SanDisk CFx カードで表示される「低速」メッセージを修正
  • インポートまたは削除後にLUTメニューが更新される不具合を修正
  • 長いクリップの再生が遅い/停止する不具合を修正
  • AFモードでの起動時にEFレンズが検出される不具合を修正
  • 起動時にCFxのタイムインジケータが表示される不具合を修正
  • Livestreamを無効にした後にフリーズする不具合を修正
  • 再起動後にスタティックIPが取得できない問題を修正
  • UIのPPPボーレートとIPアドレスの文字列を変更
  • ユーザーキャリブレーションダイアログに推定時間を含めるように変更
  • オートフォーカス機能からBETAを削除
  • SDIレイテンシーを改善

アップデート方法

新しいファームウェアは、以下の手順でカメラにインストールすることができる。

  • アップグレードフォルダ(upgrade.bin ファイルを含む)をCFexpressカードのトップディレクトリにコピーする。
  • カメラの電源を入れ、CFexpressカードをV-RAPTORメディアスロットに挿入する。
  • Menu > Maintenance > Upgradeと進み、OKを選択。
  • カメラがアップグレード処理を開始し、自動的にカメラを再起動する。
  • カメラが再起動し、アップグレード処理が完了したら、RESTARTが表示されますので、RESTARTを選択。
  • メニュー > システム設定 > システムステータス > カメラ情報 で、カメラの起動後にファームウェアのバージョンを確認する。

価格と発売時期

ファームウェアアップデート1.3.4は現在無償で提供されており、REDのウェブサイトから直接ダウンロードできる(149.8MB)。RED V-RAPTORカメラボディは、現在3,941,300円で販売されている。

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