シグマfpカメラがWebカメラに
cinema5Dバーチャルショーでは、SIGMA USのBrian Linhoff氏に、シグマfpフルフレームカメラをWebカメラとして使用することについて話しを伺った。ミラーレスカメラをWebカメラとして活用する試みが各社から提案されているが、fpもそのひとつになった。
シグマfpをWebカメラとして使う
リモートワークが増えたことにより、多くのカメラメーカーが、DSLR /ミラーレスカメラをWebカメラとして使用するためのソリューションを開発している。富士フイルムやキヤノンのWebカメラソリューションに関する記事もリリースした。なお、2019年10月以降に出荷されるfpは、最初からWebカメラとして使用できる。fpのレビュー記事はこちら。
fpをWebカメラとして使用するプロセスは簡単だ。 USB Type-Cポートを介してカメラをパソコンに接続するだけ。すると、メニューがポップアップし、「ビデオクラス(UVC)」モードを選択する。以上でセットアップは終了する。パソコンにドライバーや、アプリ、サードパーティソフトウェアをインストールしたり、ハードウェアを接続する必要はない。 fpは、Skype、Facebook Live、ZoomなどのアプリケーションによってWebカメラとして自動的に認識される。
ただし、注意点がいくつかある。カメラをパソコンに接続すると、設定やオートフォーカスは使用できなくなる。カメラをパソコンに接続する前に、ISO /シャッタースピード/絞り/フォーカス設定などを行っておく必要がある。また、オーディオのドリフトを避けるために、30fpsの1080P MOV記録モードに設定することを推奨している。
価格と発売時期
Fpは現在フジヤエービックで45mm F2.8 DG DNレンズ付属で237,600 円(税込)で販売されている。
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SIGMA fp&45mm F2.8 DG DN kit