縦長画面ビデオが近い将来スポーツで登場

縦長画面ビデオが近い将来スポーツで登場

ドイツサッカーリーグ(DFL)は、大胆な実験を行っている。昨日、同リーグは9×16のアスペクト比の縦長画面のビデオを放送し始めた

16x9 uhd vertical 9x16 video

Image Credit: Vaaju.com

縦長画面ビデオの歴史

映画やビデオの世界では、縦方向の画像にはもちろん、正方形の画像でも抵抗があった。これは、周辺の視野の確保や、水平がより自然という理由からで、1世紀にわたって慣れ親しんできたからだ。しかし、スマートフォンで動画を見る機会が増え、スクロールするという動作も一般的になっている。スマートフォンは、通常縦長にして見る。回転して横長にすることもできるが、今や縦位置で見ているユーザーも多い。そのため、DFL(ドイツサッカーリーグ)は、ある試みをした。撮影するカメラを回転させたのだ。

撮影システム

標準のDFLゲームは、「Flycams、Polecams、6ウェイ高速SSL、ビューティーショット、またはプレイヤーのトンネルカメラ」など、合計19台のカメラで撮影されている。これらの一部はHDだが、UHDでの配信も増えている。明日、初めて縦位置ビデオ撮影専用の5台のカメラが加わる。 DFLは次のように述べている。(要約)

具体的には、今後のヴォルフスブルクとブレーメンの試合では、カメラの数が19台から合計24台に増やす。追加のカメラは、コントロールルームのモニターと、特別なカメラ三脚を使用する。 UHDで撮影し、新しい角度からゲームを撮影する。

ただし、この撮影に必要なのは新しい三脚だけではない。縦位置ビデオを放送するには、グラフィックも含め、独立したシステムが必要になる。また、フライカムの対応も必要になる。しかしそれ以上に、カメラマンは、両方の形式で使用できるフレーミングを心がける必要がある。これは簡単ではない。

9x16 vertical video RED IGTV

YouTubers trying to reach IGTV are hard at work on this format as well (Image Credit: Potato Jet)

なぜスポーツなのか?

スポーツは、新しいテクノロジーやフォーマットを試す場として最適なコンテンツだ。DFLでは、年間306のゲームがあり、毎週同じセットを使用できるのも効率が良い。これにより、毎回不具合点を改良することができる。NBAも同様に縦位置撮影をテストしている。メジャーリーグだけでも162試合あり、NBAはシーズン中に実に1230試合を行う。さらに、これらは安定した資金源が見込める大規模な商業活動でもあり、多くの点でビデオ制作の新しい試みを試す場として最適なのだ。

縦長画面のビデオが一般的になるかどうかは分からないが、我々映像クリエーターはその経緯を見ることができる。新しいフォーマットを試してみるのも良いかもしれない。 横長画面がビデオでは絶対ということは、今後無くなるかもしれない。

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