Aputure(アプチャ) 120d MK II スポットライトレビュー

2019.12.4
Aputure(アプチャ) 120d MK II スポットライトレビュー

20184月にNABAputure (アプチャ)120d MK II紹介した。その後300D MK IIをレビューしたが、今回は120d MK IIをレビューする。新しい Aputure Spotlight Mountも合わせてテストする。

Image Credit: Graham Sheldon

Aputure LS C120D II LED ライト

最近、MCシリーズと新しい300D MK IIをレビューしたが、120D IIのテストはまだ行っていなかった。筆者は第一世代120Dを長年使っていたので、第二世代の120Dには期待が持てる。120Dから買い替える価値はあるかどうかも検証したい。

スペック上では、120D MK IIは第1世代モデルよりも25%出力が向上しており、第1世代の6000ケルビンに対して5500ケルビンまでバランスが取れる。第1世代のライトでゲルを使用して「標準の昼光」に修正することはできるが、ほとんどの状況で32Kまたは56Kに簡単に使用できるMK IIのほうが使いやすい。また、最近ではRGBライトで、ボタンを押すだけで正確な色温度を設定できるので、色温度補正ジェルは時代遅れだろう。

Image Credit: Graham Sheldon

25%の出力アップは大きい。120D MK IIでは、バンドルされているリフレクターマウントで隅々まで明るくすることができる。今回は、このレビューのために実際の撮影環境で試してみることにする。なお、屋外の昼間に使用する場合は、やはり強力な300D MK IIをお勧めする。

同社の製品には多くの便利なアクセサリーが同梱されているが、120D MK IIも例外ではない。ワイヤレスハンドリモートやソフトケースなどは、他のメーカーでは付属していない。ワイヤレスハンドリモコンは便利だが、最新の同社の機器に対応する新しいSidus Linkスマートフォンアプリは、残念ながら何らかの理由で120D MK IIに対応していない。

Aputure 120D MK II mounting yoke. Image Credit: Graham Sheldon

全体的な構造に関しては、取り付けヨークは300D MK IIと同じで、移動の自由度が大幅に向上している。大きな改善点は、電源とコントローラーユニットが一体化されたこと。機材が少ないとセットアップが速くでき、素早く撮影に移れる。残念ながら、120D MK IIには300D MK IIで同梱されているライトスタンドマウントが付属していない。おそらくこれは将来的にアクセサリーとして追加されるのだろう。

またDMX機能がついに120Dラインにも搭載された。筆者の持っている照明器具のほとんどは120D MK IIのDMX512プロトコルで動作し、ライトレベルの設定などができる。

また、前モデルの120Dと比較してファンノイズが少ないことも分かった。静かなインタビューなどで、近くにライトをセットしても問題ない。

個人的にはゴールドマウントバッテリーを使用しているが、第1世代と同様にVマウントプレート付きのライトも選択できる。これらのライトはそれなりに電力を消費するので、まる1日撮影する場合はフル充電された98whのバッテリーを数個用意することをお勧めする。

価格は745ドルで、これはかなりコストパフォーマンスの良いライトだ。非常に多くのパネルライトがあるが、120D MK IIのようなハードソースのライトも十分使える。第一世代に比べて改善点も多く、作業の効率がアップする。MK IIへのアップグレードは悪くないだろう。

Spotlight mount with 19 degree lens. Image Credit: Graham Sheldon

スポットライトマウント

サードパーティ製のアクセサリーも数多く発売されているが、Aputureは高品質のBowens マウントモディファイアーを用意している。フレネルアタッチメントの最初のバージョンは改善が必要だが、フレネル2Xアタッチメントが改良され従来の問題を修正している。

The Spotlight Mount case is very helpful and comes included with the kit. Image Credit: Graham Sheldon

スポットライトマウントは499ドルのアクセサリーとして用意されているが、これは、アクセサリーながら120D MK II本体よりも大きく重い。ペリカンやHPRCのケースほど頑丈ではないがキャリングケースが付属しており、ハードな輸送にも対応する。また、マウントと外筐の間にも十分なスペースがあり、損傷を防ぐことができる。なお、便利なクリーニングパックと、3種類のサイズBゴボ(ウィンドウブラインド、ツリーリム、オーガニックシェイプ)がキットに含まれていた。もちろん、お気に入りのBゴボをスポットライトマウントで使用できる。

Place your favorite size B gobo here. Image Credit: Graham Sheldon

スポットライトマウントであらゆる撮影状況に対応できるわけではないが、タレントにスポットライトを当てたり、バックにぼかした模様を照射するなど、非常に便利なツールだ。筆者は、インタビューで奥の壁にぼかした多数の葉の形のパターンを映すことが多い。また高い窓から光を当てて、特定の被写体を微妙に強調する場合もある。スポットライトは多様な使い方があり、常に用意しておきたい機材のひとつだ。

さて、これはとてもポータブルなアクセサリーとは言えない。大型(約9Kg)でかさばり、前述したように120D MK II本体よりも大きい。スポットライトは所定の器具を背面に取り付けたのち、スタンドに直接取り付ける。このレビューでは19度のレンズのみを使用したが、26度と36度のレンズも使用できる。これらのレンズは259ドルで入手でき、ユーザーが簡単に交換できる。 19度のレンズではライトサークルのエッジがシャープで、マウントの側面にある機械的なコントローラーを操作することでハードエッジを簡単に作れる。

特に19度レンズは、Light Bridgeシステムと組み合わせてスポットライトや「leko」アタッチメントを使用することが多いため、筆者にとっては非常に便利だ。ただし、19度のレンズを使用するにはかなりのスペースが必要で、狭いスペースでは36度のレンズを使用した方がよい場合がある。

Side by side comparison between the 120D MK II and MK I. Image Credit: Graham Sheldon

まとめ

Spotlight Mountの価格は499ドルで、高価に思えるかもしれないが、これはAputureのライトが比較的手頃な価格なのでそのように感じるのかもしれない。上記のユースケースなどで使用できる非常に便利なアクセサリーであり、Aputure Bowensが既に搭載しているライトと互換性があるので、将来的にも有用だろう。同様に、120D MK IIは従来モデルに比べ大幅に改善されており、買い替える価値は十分ある。300D MK IIほどのパワーは無いが、インテリアの撮影やインタビューに非常に役立つ。

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