アプチャー(Aputure)のMCライトをテスト使用

2019.10.24
アプチャー(Aputure)のMCライトをテスト使用

照明機器メーカーのアプチャー(Aputure)は、今年初めのNABで、新世代のBluetooth接続機能を持つMCライトを発表した。この小さなMCライトは、同社の300D MK IIに続いて、ラインアップでユニークな製品だ。今回、実際に使ってみたのでレポートする。

Aputure MC Light (Image credit: Graham Sheldon)

小型で低価格

MCは非常に小さなライトだ。オンカメラライトのように見えるが、このライトはエフェクトライトだ。複数使用することにより、様々な対応ができる。

1個90ドルで、特に高価なものではないが、商品撮影やミュージックビデオで実際に使用するには、複数のライトを使用する必要がある。そのため同社は4個セット(約500ドル)と12個セット(約1500ドル)を今年後半に発売する。ハロウィーンに間に合うように10月下旬に発売される予定だ。

The MC lighting a Pumpkin (Image credit: Graham Sheldon)

同梱品

MCライトには、以下のものが同梱されている。

  • MCライト本体
  • キャリングポーチ
  • マジックテープタブx2
  • USB-C充電ケーブル
  • ゴムマウント

最近では、RGB LEDパネルライトは低価格になったが、MCが他と差異化されているのは、ポケットに収まるサイズ、ワイヤレス充電、充実した機能、Sidus LinkアプリとのBluetooth接続などの機能だ。以前、300D MK IIレビューでアプリについて説明したが、これと変わらず起動時の接続性は良好で、ライトを思い通りにコントロールできる。

ディスプレイで操作できるが、Sidus Linkアプリを使用してライトを制御する方がやり易い。

バッテリー持続時間やオプションなど

同社はバッテリー持続時間を120分と述べているが、テストではより高い出力設定でも間違いなく2時間近く使用できた。 Qi充電パッド(別売)を使用してのテストも行ったが、ワイヤレスでフル充電するには1時間以上かかった。ワイヤレス充電機能は興味深い機能だが、まだ改善の余地がある。 MC充電ケースはコンセントに直接差し込むことができ、非常に便利だ。

MCの外装はプラスチックのようだが、数週間使用しても耐久性に問題は無かった。撮影現場では結構雑に扱うが、信頼性に問題は無いようだ。

固定具の底部には1/4 20の取り付けネジ穴が1つあり、ライトの背面の2つの磁石でも取り付けることができる。 軽量なのでベルクロで固定することもできるだろう。

Rear mounted magnets. (Image credit: Graham Sheldon)

アプリでの操作

AL-MCでは、パパラッチ、花火、壊れた照明、TVパルス、火、パーティー、パトカーなど、さまざまな効果が用意されている。 CTB 1/8やFull CTBなどのゲルプリセットも選択できる。

カラーピッカーツールを使用すると、スマートフォンで撮影した色を照明で再現することができる。おもしろい機能で、プロジェクトによっては、ライトでアートデザインを作り出す良い方法かもしれない

今回のテストでは、多くの場合300D MK IIと組み合わせて使用し、照明の強さや色温度(3200Kから6500K)の設定にアプリを使用した。ライトの横にある小さなホイールを使うよりも、アプリでコントロールする方がはるかに操作しやすい。

同社は、アプリを介して60,000以上のライトを制御できると述べているが、4個か5個をコントロールする場合が多いだろう。

まとめ

MCライトは十分な出力があるが、キーライトとして使用する場合は、デフューザーにより出力が大幅に低減してしまう。

現在では、非常に低コストでRGBライトが手に入るようになった。 これは、一昔前には数千ドルもしたことから考えると大きな変化だ。

このような中でMCライトは、有用なライトのひとつだろう。小型で、ワイヤレスQiパッドで充電でき、簡単にマウントでき、同社のシステムにシームレスに対応する。今後も大型のパネルライトとともに、進化し続けるだろう。

 

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