ブラックマジックデザインがeGPU Proを発表 - 処理能力が2倍に

ブラックマジックデザインがeGPU Proを発表 - 処理能力が2倍に

ブラックマジックデザインは、Thunderbolt 3搭載のアップルコンピューターに向け、eGPU Proを発表した。8GB RAM搭載のAMD Radeon RX Vega 56グラフィックプロセッサーを内蔵し、最大5Kモニターをサポートするディスプレイポートを1系統装備している。 従来のeGPUの性能のほぼ2倍を実現している。

The new Blackmagic eGPU Pro. Source: Blackmagic Design

eGPUユニットは、アップル製コンピューターのグラフィックス性能を高めることができる外付けのユニット。数ヶ月前に、従来のeGPUがリリースされた(記事はこちら)が、これは複数のUSBとThunderbolt 3コネクタ、8GBのRAMを搭載し、AMD Radeon Pro 580グラフィックカードを内蔵している。 eGPU Proはさらに強力な性能を目指すものだ。

eGPU Proの概要

従来のeGPUからの最大の改善点はGPU性能が向上したことだが、これは8GBのHBM2 RAMを搭載したAMD Radeon RX Vega 56グラフィックスプロセッサーを新たに搭載したことによる。 このグラフィックスカードは410GBpsの帯域幅を持つ2048ビットのメモリインターフェイスと、最大10.5テラフロップの処理能力を実現する56個のディスクリート演算ユニットを備えており、1秒間に940億個のテクスチャピクセルを処理することができる。

Source: Blackmagic Design

さらに、eGPU Proは、グラフィックスを最大限に活用してパフォーマンスを向上させるために、GPUに直接アクセスできるアップルのメタルグラフィックステクノロジをサポートしている。 これらの改善により、eGPU Proは、eGPUの約2倍のパフォーマンスを実現している。またこれは13インチMacBook Proの内蔵グラフィックに比べ22倍高速とされている。例えば DaVinci Resolveでのノイズ低減などが格段に高速になる。

接続に関しては、eGPUは2系統のUSB-C(40Gbps Thunderbolt 3)ポート、1系統のHDMI 2.0、4系統のUSB 3.1コネクタ、85Wの電源コネクタを持っているが、新しいeGPU Proでは、これらのポートがすべて装備されているほか、最大5Kのディスプレイを接続できるディスプレイポートコネクタが1系統追加されている。なおパソコン側にはThunderbolt 3コネクタが必要だ。

eGPU Proには85Wの電源が内蔵されており、Thunderbolt 3経由でラップトップパソコンに給電し、同時にGPUに電力を供給する。電源は100V〜240Vで動作し、標準のIEC電源コネクタを備えているので、世界中のどこでも使用できる。

Same design as the original eGPU. Only an extra DisplayPort added. Source: Blackmagic Design.

外観は、ディスプレイポートが追加されていることを除き、オリジナルのeGPUと同じデザイン。テクスチャー加工された筐体はアルミニウムモノコックでできており、内部冷却システムが変更されている。 同社は、空気の流れを均衡にし、熱をより効率的に放出するよう設計したため、動作音も静かだと述べている。

発売時期と価格

eGPU Proは11月にアップルから1,199.00ドルで直接販売される。なお、従来のeGPUは現在699ドルで販売されている。

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