キヤノンインタビュー – 20-50mmと45-135mmフルフレームシネマズームレンズ

Slavik Boyechko2022.4.28

NAB2022で、キヤノンのダーク・フォブカー氏に、新しいCN-E20-50mmとCN-E45-135mmフルフレームシネマズームレンズについて話を聞いた。同氏によると、1週間前に発表されたばかりのこのレンズは、すでにレンタルハウスや個人から多くの関心を集めているとのことだ。

キヤノンはCN-E20-50mmとCN-E45-135mm T2.4 L F/FPフルサイズシネズームレンズを発表した。これらのレンズについての記事はこちら。

この2本のレンズはキヤノン初のフルサイズシネマズームレンズで、キヤノンはこれらのレンズの重量と価格の両方をできるだけ抑えたいと意図している。そのため、広角から望遠まで1本のレンズで設計するのではなく、20-50mmと45-135mmの2本のレンズで範囲を分けることにした。

レンズの重量はそれぞれ約7.5ポンドと非常に近く、ギアリングも共通で交換が容易だ。マウントはEFまたはPLマウントのいずれかになる。RFマウントについは、作る予定はないとしている。

両レンズとも開放F値はT2.4と一定で、ブリージングが非常に少ないことが約束されている。したがって、同氏が言うように、これらの2つのレンズは、シネマプライムレンズの適切な代替になる可能性があり、そのズームレンジを通してより多くのフレーミングの選択肢を与えることができる。

色彩特性については、ダーク氏は、これらの新しいフルフレームシネマズームレンズは、優れた肌色を強調し、やや暖色系であると述べている。