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キヤノンが海外でXA40、XA50、XA55、 LEGRIA HF G50、HF G60を発表

キヤノンが海外でXA40、XA50、XA55、 LEGRIA HF G50、HF G60を発表

キヤノンは、NAB 2019に先駆け、XAシリーズプロ用カムコーダーを3機種を海外で発表した。また、新しいエントリーレベルの4K LEGRIAビデオカメラ2機種も発表した。なお、国内ではXA40XA55発表されている

XA40XA50XA55の概要

XA40は3機種中最もコンパクトなカムコーダーで、1 / 2.3型センサーと、20倍光学ズーム付きのレンズを装備する。

XA50とXA55は、どちらも1.0型センサー、デュアルピクセルCMOS AF、およびスーパーUDレンズを備えた15倍光学ズーム(超低分散)レンズを装備している。XA55は更に3G-SDIも装備している。

すべてのモデルは新しいDIGIC DV6画像プロセッサと5軸手振れ補正機能も持つ。また3機種とも、顔検出AF、顔優先AF、顔のみAF、およびタッチトラッキングAFを備えたデュアルピクセルオートフォーカスが採用されている。また、デュアルピクセルフォーカスガイドは、同社のC200やC300 Mark IIのような、グラフィカルユーザーインターフェースを採用しており、手動でのフォーカシングも容易だ。

XA40、XA50、XA55は、デュアルSDカードスロットを装備しており、バックアップやリレー記録ができる。

記録フォーマットに関しては、XA40は4K UHD /25P / MP4 150Mbpsと、フルHD /50P / 25Pでそれぞれ35Mbps / 17Mbpsで記録する。 UHDとFull HDで、最高速度1200倍の低速および高速モーション録画が可能とされているが、もちろんこの場合は低品質な映像となる。

XA50とXA55は、4K UHD 25PでXF-AVCとMP4で記録できる。どのカメラにも4K 50Pモードはサポートされていないようだ。 XA40と同様に、低速および高速モーション録画モードもサポートされている。

オーディオ機能に関しては、内蔵ステレオマイクと2つのXLR入力があり、リニアPCM 4チャンネルオーディオ録音が可能。

またすべてのモデルに3インチLCDタッチスクリーンとファインダーが搭載されている。

LEGRIA HF G50、HF G60の概要

LEGRIA HFシリーズはキヤノンのエントリーレベルのハンドヘルドビデオカメラ。従来のHF G40は2016年に発売され、1080pのみのカムコーダーだった。デザインの点ではほとんど変更がなく、HF G50は従来のHF G40と同じに見える。 HF G60は多少大きく、本体に多くのボタンを備えている。 HF G50もHF G60も、ビデオマニア向けに設計された4Kビデオカメラだ。

LEGRIA HF G50は、1 / 2.3型センサーと、F / 1.8からF / 2.8の20倍の広角ズームレンズを搭載したビデオカメラ。

LEGRIA HF G60は1.0型センサーと15倍F / 2.8  –  F / 4.5ズームレンズを備えている。センサーが大きい分、明るく、被写界深度が浅い映像が撮れ、パフォーマンスが向上している。また、HF G60には業界で最も優れた位相検出オートフォーカスシステムの1つであるデュアルピクセルCMOS AFが装備される。

それ以外では、これら2機種のビデオカメラの新機能はほとんど同じとなっている。下は主な機能。

  • ダイナミックモードを備えた光学手振れ補正(IS)
  • デュアルSDカードスロット
  • カスタマイズ可能なフォーカススピード
  • 全自動モードと完全手動制御(ISO /シャッタースピード/絞り/ホワイトバランス/フォーカス)
  • 専用フォーカスリングで、絞りなど、他のコントロールに割り当て可能。
  • ズームレバー
  • 内蔵NDフィルター
  • トラッキング、フォーカス、露出調整可能な3.0インチの静電容量式タッチスクリーンと、0.24インチチルトEVF
  • ミニHDMI出力、3.5 mmマイク入力、3.5 mmヘッドフォンジャック出力

価格と発売時期

国内ではXA40が2019年4月12日発売予定、XA55が2019年6月上旬発売予定とされている。価格はオープン。

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