富士フイルムがGFX100のファームウェアをアップデート

2020.7.2

富士フイルムは、旗艦の102メガピクセル大型センサーカメラGFX100のファームウェアアップデートをリリースした。これにより、 Atomos Ninja Vでの外部ProRes RAW記録が可能になる。このファームウェアアップデートにより、UHD 4K29.97pで外部記録できるようになった。 GFX10012ビットApple ProRes RAW HDMI出力では、センサーの幅全体を使用する。また、このファームウェアアップデートには、新しいEterna Bleach Bypassフィルムシミュレーション、およびUSB接続してジンバルからコントロールできる。 今回はこのファームウェアアップデートに関して富士フイルムにインタビューを行った。

FUJIFILMGFX100_Featured_NoButton

FUJIFILM GFX100 and Atomos Ninja V. Image credit: cinema5D

GFX 100の主な特徴

GFX100は発売されて約1年が経過する。ファーストインプレッションとビデオはこちら。また、GFX100の設計/製造プロセスを収録した「Birth Of A Camera」も参照いただきたい。

fujifilm-gfx100-1

FUJIFILM GFX100. Image credit: cinema5D

GFX100は、巨大な102メガピクセル 43.8 x 32.9 CMOSイメージセンサーを備えている。このセンサーは、35mmフルフレームセンサーの約1.7倍の大きさ。 X-T3 / X-T4と同様に、このような巨大な写真や映像を処理するX-Processor 4画像処理エンジンが搭載されている。また、このカメラには、5軸のIBISイメージスタビライザー、イメージセンサー全体にわたる位相検出オートフォーカス、および2つのSDカードスロットが備わっている。

fujifilm-gfx100-camera-body

FUJIFILM GFX100 camera body. Image credit: FUJIFILM

大きなセンサーを収納する必要があるため、カメラ本体はかなり大きい。マグネシウム合金製で、写真撮影用の縦型グリップもある。カメラ本体は、電子ビューファインダーを含む95ヵ所でウェザーシールされており、防塵、防湿、耐寒処理されている。

FUJIFILM GFX100. Image credit: cinema5D

ビデオに関しては、GFX100は、オールイントラ、10ビット、4:2:0、H265コーデックので、DCI 4K 30p(4096×2160)まで内部録画できる。 HDMI経由で外部ビデオ記録も可能だ(10ビット4:2:2のDCI 4K、30p)。 4Kビデオモードでは、トリミングは行われず、センサー全幅を使用する。HDでは最大120fpsの記録できるが、わずかにクロップされる。またさまざまなフィルムシミュレーションの画像プロファイルを利用できる他、F-LogやHLGで撮影することもできる。

GFX100ファームウェアVer 2.00

GFX100のファームウェアアップデートがリリースされた。これにより、外部記録機能がさらに向上し、カメラにいくつかの機能が追加さる。

FUJIFILMGFX100_01

FUJIFILM GFX100 and Atomos Ninja V. Image credit: cinema5D

今回富士フイルムにGFX100ファームウェアアップデートについてインタビューを行った。新機能のハイライトの1つは、Apple ProRes RAWを Atomos Ninja Vで外部記録できること。先日はシグマ fpでProRes RAWを外部記録するニュースをお伝えしたが、これに続くものとなる。

以下はこのProRes RAW外部記録の注意点。

  • センサー出力は常に16:9。つまり、ProRes RAWでDCI 4KまたはDCI HDを記録することはできない。現在のところ、最大値はApple ProRes RAW12ビットでUHD 4K、29.97p。
  • 内部と外部同時に記録できるが、内部記録を低解像度のプロキシファイルにすることはできない。内部記録は4K 16:9になる。
  • ProRes RAWを外部で記録しながら、内部記録でETERNAフィルムシミュレーション、F-Log、HLGなどの別の画像プロファイル/フィルムシミュレーションを選択できる。
  • RAWとフィルムシミュレーション/ F-Log /ハイブリッドログガンマ(HLG)の同時出力も可能。

さらに、GFX100のこのファームウェアアップデートには、新しい「ETERNA Bleach Bypass」および「CLASSIC Neg」フィルムシミュレーションモード、オートフォーカスのパフォーマンスの向上も含まれる。

最後に、X-T4ファームウェアアップデートと同様に、このGFX100アップデートでは、USB通信を介してジンバルからカメラを制御できる。同社は、DJI、Gudsen、FeiYu、ZHIYUNなどのいくつかのジンバルメーカーと現在話し合っているとのこと。

GFX100の改善点については、こちらを参照いただきたい。

FUJIFILMGFX100_02

FUJIFILM GFX100 and Atomos Ninja V. Image credit: cinema5D

リリース時期

GFX100ファームウェアVer 2.00は現在無料で入手可能。 富士フイルムのホームページからダウンロードできる。

外部でProRes RAW記録するには、 Atomos Ninja Vのファームウェアアップデートも必要となる。ただし、現時点では、Ninja Vのファームウェアアップデートについての情報はない。

 

関連商品

フジヤエービックのショップサイト

FUJIFILM GFX100 ボディ

 

Atomos Ninja V (ATOMNJAV01)

 

 

広告

Leave a Reply

avatar
フィルター
全て
ソート
most voted
まだコメントはありません
フィルター
全て
ソート
most voted

CineDコミュニティエクスペリエンスに参加する

mode_comment