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LaowaがOOOM 25-100mm T/2.9シネズームを出荷

LaowaがOOOM 25-100mm T/2.9シネズームを出荷

発表からほぼ2年経過して、Venus Opticsが、最初のシネズームレンズLaowa OOOM 25-100mm T / 2.9 Cineを出荷した。このレンズはSuper35センサーに対応しているが、フルフレームセンサー用のエクステンダーも10月に入手可能になる。更に、1.33xアナモフィックアダプターも10月に出荷される予定。

Image credit: Laowa

主な特徴

Lakina OOOM 25-100mm T / 2.9 Cineは、Photokina 2018で初めて発表された。このシネズームは、同社最初のシネズームで、以下の特徴を持つ。

  • Laowa OOOMは25mmから100mmまでカバーし、4倍ズームとなり、ズームしてもフォーカスは動くことなない。
  • 9枚の絞り羽根を備えT / 2.9一定。
  • フォーカスリングの回転角は270度で、フォーカスブリージングはほぼゼロ。 Laowa OOOM 25-100mm T / 2.9シネの最短合焦距離は60cm。
  • Super35センサーに対応。
  • 絞り、ズーム、フォーカスリングには、FIZシステム用の標準の0.8 mod / 32ピッチギアを付加。
  • レンズマウントは、PL、Canon EF、Sony Eマウントでユーザーが交換可能。

2019年9月、Laowa OOOM 25-100mm T / 2.9 Cineをフルフレームセンサーに対応する1.4xエキスパンダーも発表された。このエキスパンダーは、ズーム範囲を25〜100mmから35〜140mmに変換する。ただし、1絞り暗くなるため、T / 4.0となる。

Image credit: Laowa

また、1.33xリアアナモフィックアダプターも発表され、シネズームの機能がさらに拡張された。 Laowaリアアナモフィックアダプターを使用すると、「ストリーク」レンズフレアが少なくなり、ボケも楕円形になる。また、明るさも半減する。

The lens carrying case. Image credit: Laowa

価格と発売時期

ジョンとメトリックバージョンがあり、どちらも5000ドルで入手できる。ペリカンスタイルのケース、キヤノンEFとソニーEマウントバヨネット、シムのセット、レンズマウントを交換するためのツールなどが同梱されている。

バンドルバージョンも6500ドルで入手でき、1.33xリアアナモフィックアダプターと1.4x FFエクスパンダーが同梱される。これらのレンズアダプターは10月に出荷が開始される。

他社モデルでは、PL / EFマウントで利用可能なDZOFILM Pictor 20-55mmおよび50-125mm T / 2.8ズームレンズは、4499ドルと安価だ。ただし、DZOFILM PictorレンズはSuper35 / APS-Cセンサーのみに対応しており、フルフレームカメラと互換性のある背面アダプターは無い。また、Laowa OOOMのズーム範囲をカバーするには2本のレンズが必要となる。

同社のWebサイトはこちら

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