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DaVinci Resolve 17.4.4がリリース – Blackmagic RAW 2.3への対応などを追加

DaVinci Resolve 17.4.4がリリース - Blackmagic RAW 2.3への対応などを追加

新しいDaVinci Resolve 17.4.4では、Blackmagic RAW SDK 2.3のサポート、DropboxとYouTubeのブラウザベース認証のサポート、Apple Siliconデバイスでのさらなるフォーマットエンコーディングのサポートなどが追加されている。

Blackmagic Designの人気NLE、DaVinci Resolve 17が初めてリリースされたのは2020年11月にさかのぼる。それ以来、多くのベータ版と最終リリースのサブバージョンで、最適化、新機能、バグフィックスが導入されてきた。DaVinci Resolve 18のリリースはまだ発表されていないが、今回バージョン17.4.4がリリースされた。

DaVinci Resolve 17.4.4

新しいResolve 17.4.4の最も注目すべき点は、Blackmagic RAW SDK 2.3に対応したことだろう。さらに、Blackmagic Designは、DropboxとYouTubeのブラウザベースの認証、Apple Siliconデバイスでのさらなるフォーマットのエンコーディングのサポートなどを追加した。新しい改良点の全リストは以下の通り。

  • Blackmagic RAW SDK 2.3への対応
  • DropboxとYouTubeのブラウザベースの認証に対応
  • 複数のIntel GPUシステムに対するDeep Link Hyper Encodeのサポート
  • AppleシリコンでのVP9デコードをハードウェアで加速
  • Apple SiliconでH.265 Main10 4:2:2エンコードをサポート
  • Rec.2020 Dolby Vision IMFの生成に対応
  • Dolby Vision XML エクスポートでエンコーディングのプライマリを指定する機能
  • AMD GPU を搭載した Mac 上での DaVinci Neural Engine のパフォーマンスを向上
  • Fusion エフェクトを使用したクリップのパフォーマンスを改善
  • 編集タイムラインの速度変化を波打つ問題に対処
  • クリップを再生ヘッド下にドラッグした時のビューアプレビューに対応
  • バグ番号: UDevC001681825 アップルシリコン上のレイヤーミキサーノードにキーを供給する際のアーティ ファクトに対処
  • RCM プロジェクトにおける HDR の編集プレビューの不整合に対応
  • カスタムACES DCTL IDTの色域圧縮の問題に対処
  • クロスフェードや小編集のAAFエクスポートの問題に対処
  • Linuxでのディスクデータベースプロジェクトのリネームに関する問題に対応
  • Linuxでのプリンターライトキーボードショートカットの問題に対応
  • TIFFファイルをAutoモードでシーケンスとして読み込むことができるようになった
  • 一般的なパフォーマンスと安定性の改善
DaVinci Resolve 17.4. Source: Blackmagic Design

価格とリリース時期

DaVinci Resolveの最新版は、従来通りBlackmagic Support Centerから無償でダウンロード可能。DaVinci Resolve 17.4.4のStudioフルライセンスも同ページから入手可能だが、起動にはアクティベーションコードの購入が必要となる。2台のコンピュータ用のフルライセンスは現在35,980円、またはBlackmagic Speed Editorは44,980円で購入できる。このライセンスには、Blackmagic Designのすべての新しいカメラも付属している。

データベースに関しては、DaVinci Resolve 17.4.xはResolve 16.2.7およびそれ以前のバージョンからデータベースをアップグレードする必要がある。このリリースにアップグレードする前に、既存のデータベース(DiskDBとPostgreSQLの両方)をバックアップし、アップグレードのためにそのデータベースを復元することを強くお勧めする。17.xからのデータベースの変更はない。

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