DJI PRO x SmallRig が、DJI RS 3 Mini用アクセサリーエコシステムを導入

アクセサリーニュース

Dave Kratz2023.3.26

SmallRigは、DJI RS 3 Miniのエコシステムの一部として、3つの新しいアクセサリーを発表した。これらの新しいコンポーネントは、ミニジンバルの実用性を高め、カメラの互換性を最大化する。人間工学、カメラサポートの拡張、縦位置撮影の柔軟性向上が必須であれば、これをチェックした方がいいかもしれない。

SmallRigは2018年に、オリジナルのハンドヘルドRoninジンバルであるDJI Ronin Sのアクセサリー開発を開始した。それ以来、DJIと正式に提携し、製品ラインナップと完璧に統合するDJI PROシリーズのアクセサリーを設計・製造している。SmallRigは、DJIのジンバルの機能を拡張する電源、延長プレート、ハンドグリップ、リング、モニターマウント、その他多くのアクセサリーを作っている。

ジンバルのセットアップの微調整やカスタマイズをお考えなら、SmallRigはそのニーズに応えるソリューションを持っている。したがって、同社がDJIの最新かつ最小のRoninジンバルであるRS 3 Mini用の製品の生産を開始するのはごく自然なことだ。

この印象的な小型ジンバルの詳細については、DJI RS 3 Mini発表 – 垂直撮影モードが簡単になった軽量ジンバルの記事をご覧いただきたい。

今回のアクセサリーリリースでは、RS 3 Miniの使い方を広げる、ハンドグリップ、アルカスイスマウントプレート、拡張垂直アームの3製品が紹介されている。

DJI RS 3 Mini用スリングハンドル

アルミニウム合金とプラスチック部品から作られたDJI RS 3 Mini用スリングハンドルは、軽量で人間工学に基づき、携帯性に優れている。iPhone 14 Proよりも軽いこのハンドルは、ジンバルをスリングモードで保持し、ローアングル撮影を可能にする。サイドのNATOマウントに取り付けられるこのハンドルは、人間工学に基づいたデザインで、持ちやすく、カメラのセンタリングがしやすくなっている。

DJI RS 3 Mini用エクステンドバーティカルアーム

SmallRigのDJI RS 3 Mini用エクステンドバーティカルアームは、RS 3 Miniのカメラの垂直バランス配置を15mm増やすことができる。この延長された長さにより、トップヘビーなカメラとレンズの組み合わせのバランスを取りやすくなる。ジンバル全体の重量を劇的に増加させることなく、9:16撮影者用のレールマウントを維持したまま、このようなことが可能になる。

DJI RS 3 Mini用アルカスイスマウントプレート

DJI独自のカメラプレートを置き換えることで、アルカスイスマウントプレートはジンバルのセットアップと分解をより迅速に行うことができる。また、小型化されたデザインにより、ジンバルのパン軸の下側にカメラを配置することができるため、RS 3 Miniに大型カメラを簡単に取り付けることが可能になる。

また、横や上からスライドさせて取り付けることができるので、縦位置撮影と横位置撮影を素早く切り替えることができる。

エクステンドバーティカルアームとの組み合わせで、カメラの位置を25mm低くすることができる。これにより、RS 3 Miniがバランスを取れるカメラに大きな違いが生じる。

SmallRigによると、垂直アームとアクラスイスマウントは、24-70mmレンズ付きソニーFX3、24-70mmレンズ付きキヤノンR5、16-55mmレンズ付きFUJIFILM X-T5、12-60mmレンズ付きLUMIX GH6など、他の様々なカメラに対応できるように設計されている。もしそれが本当なら、移動しながら撮影するユーザーにとって、これはゲームチェンジャーとなるかもしれない。

価格と発売時期

SmallRigでは、「Arca-Swiss Mount Plate & Extended Vertical Arm for DJI RS 3 Mini」の出荷開始を2023年4月27日と想定している。両アクセサリーの価格はそれぞれ29.90ドル、現在は25.90ドルで、15%割引で購入できる。スリングハンドルの価格や入手方法に関する情報はないが、近日中に発売される予定だ。

DJI RS 3 Mini用SmallRigアクセサリーエコシステムの詳細については、SmallRigのウェブサイトを参照してください。