OffShootの開発元であるHedge社は、OffShoot 23.3をリリースした。この機能は、前バージョン23.2でリリースされたプログレードカード用のサニタイズ機能に追加される。
CineDで紹介したメディア管理アプリOffShoot（アプリ名はHedgeからOffShootに変更）に、Progradeカード用のヘルスチェック機能が追加された。Hedgeによると、この23.3アップデートはメディア固有の統合を強化し続け、ProGradeカードと通信してメディアの健全性とパフォーマンスをチェックし最適化する。この機能はどのような状況でも有益で、主にカードをレンタルして撮影中の安心を確保したい場合に有効だ。
OffShoot23.3：ProGradeユーザーのための安心機能
カードは時間の経過とともに劣化し、工場出荷時のスピードを失うため、カードのサニタイズ（Secure Erase）は極めて重要だ。サニテーションは、パーティションテーブルを反転させるだけでなく、すべてのセクタを上書きすることで、カードに保存されているすべてを消去する。このプロセスにより、カードに書き込まれた新しいデータはデフラグなしでグループ化され、書き込みと読み込みの速度が向上する。
OffShootがどのProGradeカードでもサニタイズ処理を実行すると、データが永久に削除されることを覚えておいてほしい。良いニュースは、カードをレンタルハウスに返却すると、誰もあなたのファイルにアクセスできなくなることだ。
サニタイズ・プロセスを実行すると、あなたのメディアはディスク・ビューから消える。これはまったく普通のことで、後でPROGRADEという名前で “New “として再表示されるので、パニックになる必要はない。
サニタイズ・プロセスは、23.2アップデートから利用できるようになったが、ラベルに’R’のロゴがあるProGradeカードでのみ実行可能で、互換性のためにProGradeカード・リーダーを使用する必要がある。
価格と発売時期
Hedge OffShoot 23.3は、アプリから、またはHedgeのライセンス・マネージャー経由でOffShootライセンスのサポートを延長することで 利用できる。
11月29日から2023年12月17日まで、ProGradeメディア・カードとリーダーに対して、クーポンコード「OFFSHOOT」を使用した特別割引キャンペーンを実施中。このクーポンはProGradeカードとリーダーのバンドルにのみ使用できる。
