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LaowaがProteus 2X アナモフィックレンズシリーズに4つの新焦点距離を追加

2023.4.20

Francesco Andreola2023.4.20

Laowaは、Proteus 2Xアナモフィックプライムセットの新しいレンズ4本を発表した：： 20mm、28mm、100mm、135mmだ。レンズはPL/EFマウントに交換可能で、Super35センサーをカバーし、レンズフレアはアンバー、ブルー、シルバーから選ぶことができる。価格はレンズ1本につき4,999ドルからとなっている。

中国のレンズメーカーVenus Optics/Laowaは、2022年4月にNanomorph 1.5x anamorphicシリーズを発表して、アナモフィックレンズの世界にデビューした。その後同社は、今年の初めに正式に発表されたProteus 2Xアナモフィックセットへと続いている。

既存の焦点距離には、35mm、45mm、60mm、85mmのT2があり、すべてSuper35フォーマット用に設計されている。今回、ラスベガスで開催されるNAB2023で、4つの追加焦点距離を発表した。

Laowa Proteus 35, 45, 60 and 85mm T2 2X anamorphic lenses. Source: CineD

Laowa Proteus 2Xアナモフィックレンズシリーズ： 4本の新レンズ

新たに追加された焦点距離は、20mm、28mm、100mm、135mm。これらの新しいレンズは、一定の2倍のスクイズファクター、Super35のカバー率（25.92X21.6mm）など、既存のモデルと多くの特徴を共有している。また、28mmと100mmは同じT2絞りで、20mmと135mmが同様にあ明るいかどうかは不明だ。

Laowa Proteus 45mm T2 2X anamorphic. Source: CineD

レンズには、ユーザーが交換可能なARRI PL/キヤノンEFマウントと、アンバー、ブルー、シルバーの3つのコーティングオプションが付属している。各レンズの後部にはバックフォーカス調整機構が内蔵されており、手動で行うシミング作業に代わるものだ。

The Laowa Proteus 2X anamorphic lenses come with an interchangeable PL/EF mount. Source: CineD

Proteus setは、0.8MODのフォーカスギアとアイリスギアの位置が統一されているのが特徴だ。レンズの絞りスローは60°、フォーカススローは300°で、インペリアルまたはメトリックのフォーカスマークを選択することができる。さらに、このレンズの前面外径は114mmで、ねじ込み式フィルターに対応する105mmのフィルターねじが含まれている。

価格と発売時期

Laowa Proteus 2Xアナモフィックレンズは、レンズ1本あたり4,999ドル/4,945.22ユーロ、2レンズキットは9,499ドル/9,279ユーロで販売される。新しい20mm、28mm、100mm、135mmの2Xアナモフィックプライムは、2023年後半に出荷される予定。ただし、既存の焦点距離をすでに予約した場合は、5月に出荷が開始される。

Proteusアナモフィックレンズの予約入金額は、レンズ1本が600ドル、セットA（35mmと60mm）とセットB（45mmと85mm）が1200ドル、コンプリートセットが2400ドルとなっている。4月30日までにProteusで撮影したショートフィルムとBTS映像を添えて注文を提出すると、1,200ドルのキャッシュリベートを受けることができるそうだ。

4つの新しい焦点距離は、現在ラスベガスで開催されているNAB 2023のVenus Opticsのブース（C8538）で展示されている。同ショーは4月19日に閉幕する。

詳細については、こちらのLaowacineのウェブサイトをご覧ください。