広告

ブラックマジックデザインが HyperDeckの新ラインアップとWeb Presenter 4Kを発表

ブラックマジックデザインが HyperDeckの新ラインアップとWeb Presenter 4Kを発表

ブラックマジックデザインは、新しいWeb Presenter 4Kと4つの新しいHyperDeckを含む、HyperDeckラインアップを発表した。

ブラックマジックデザインはライブストリームイベントを開催し、一連の製品とカメラを発表した。

The new Web Presenter 4K. Credit: Blackmagic Design

Web Presenter 4K

Blackmagic Web Presenterは、Covid-19によりライブストリーミングを余儀なくされていた昨年、多くの需要があった。そのWeb Presenterに、4K対応の大型モデル、Web Presenter 4Kが登場した。フルHDとUHDで最大60fpsのストリーミングが可能。ボディは前モデルと同じで、ポート類もほぼ共通となっている。UHDからFullHDにダウンコンバートしてHD配信することもできるが、その逆も可能で、すべての出力が同一でない場合には実用的だ。価格は82,980円 (税別)。

The new HyperDeck Studio HD Mini. Credit: Blackmagic Design

HyperDeck Studio HD Mini

HyperDeckのラインナップは、4つのニューモデルで更新される。新しいHyperDeckの全モデルがUHS II SDカードに対応する。

新しいHyperDeck Studio HD Miniは、古いStudio Miniと同じサイズ。6G-SDIは搭載しないため、UHDやハイフレームレートの選択はないが、既存のMiniよりもかなり安価になっている。既存のリファレンスに加え、タイムコードジェネレーターを搭載している。

新しいUSB Cポートは、SSDなどの外部ストレージへの録画を可能にするだけでなく、ハブやマルチディスクアレイにも対応しているため、より複雑なセットアップも可能。また、デュアルカードスロットはそのままで、SDカードのホットスワップを可能にしている。記録方式は、ProRes、DNxHD、H.264に対応している。また、インターレース(1080i)信号の記録にも対応しているので、インターレース映像の後処理も可能。価格は56,980円 (税別)。

The new HyperDeck Studio HD Plus. Credit: Blackmagic Design

HyperDeck Studio HD Plus

The HyperDeck Studio HD Plus will retain the price of the Studio HD mini, so $695. It is available starting today.

HyperDeck Studio HD PlusはStudio Miniの実質的な後継機とされている。前のモデルより少し大きくなった(1/2ラック幅)。6G-SDIを搭載し、ProResとDNxHDをUHDで収録できる。新しいH.264 SDIフォーマットを採用しており、通常の8ビット4:2:0ではなく10ビット4:2:2となっている。高いビット深度を維持しながらも、ファイルが小さく抑えられるため、ファイルのアーカイブにおすすめ。

SDI InとLoop Outに加えて、HDMI InとOutも備えている。サイズが大きくなったことで、新しいRS422リモートポートなどのポートが増え、複数のHyperDeckをデイジーチェーン接続で、1台ですべてをコントロールできるようになった。また、HyperDeck Studio HD PlusをUSB Cポート経由でコンピューターに接続すれば、ビデオストリームをウェブカメラの入力として使用することができる。

また、要望の多かった6.3mmのヘッドフォンソケットを前面に搭載し、リファレンスオーディオ用のスピーカーも内蔵している。

HyperDeck Studio HD Plusは、Studio HD miniの価格を維持しており、82,980円 (税別)。

The new HyperDeck Studio HD Pro. Credit: Blackmagic Design

HyperDeck Studio HD Pro

従来のHyperDeck StudioとStudio Proは、HyperDeck Studio HD Pro1台に置き換えられる。デザインが改善され、先に発表されたHyperDeck Studio HD Plusと非常によく似ているが、タイムコード入出力用のXLR入力が追加されている。旧モデルと比較して、2つのSSDスロットとデュアルSDカード入力の両方を備えており、合計4つのメディアスロットを搭載している。また、入力ジョグホイールが改良され、フォースフィードバック機能を備えているので、メニュー操作がしやすくなっている。価格は113,800円 (税別)。

The new HyperDeck Studio 4K Pro. Credit: Blackmagic Design

HyperDeck Studio 4K Pro

新しい最上位モデルは「HyperDeck Studio 4K Pro」になる。Studio HD Proと同じコネクターを持ち、12G-SDIの入出力を備えている。2つのAC電源と1つのDC XLR電源入力により、リダンダントな電源供給が可能。ProResとDNxHDの両方でUHDをサポートしている。SDとHDはH.264で収録できるが、UHD収録時にはHyperDeck Studio 4K ProはH.265に切り替わる。また、将来のアップデートにより、コンピューターでレンダリングしたH.264およびH.265ファイルの再生も可能になる。さらに高速なデータ転送のために、10G-Ethernetポートを内蔵している。価格は169,800円 (税別)。

新しく発売されたすべての製品の詳細は、同社のサイトでご覧いただける。

Leave a reply

Subscribe
Notify of

フィルター
全て
ソート
latest
フィルター
全て
ソート
latest

CineDコミュニティエクスペリエンスに参加する