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Wingo ProがKickstarterに登録 - アクションカメラ用Bullet-Timeセルフィー

Wingo ProがKickstarterに登録 - アクションカメラ用Bullet-Timeセルフィー

Wingo Proは、アクションカメラ用のBullet-Timeセルフィーだ。Bullet-Time(バレットタイム)というのは、映画マトリクスで弾を避けるシーンで使われた撮影技法。映画では多数のカメラを円形に並べて撮影するが、Wingo Pro は紐の付いたウイングにカメラを搭載して自分の周りで回転させる。スローモーション対応カメラで撮ると、バレットタイムのような映像が撮れる。

Wingo Pro – Polycarbonate Wing. Source: Wingo Pro

今日では、多くのアクションカメラがスローモーション機能を備えている。例えば、GoPro HERO6と Hero7は1080pの解像度で240fpsの撮影が可能だ。このような小型軽量のボディで240fpsのスローモーションが撮れることにより、Wingo Proが存在できる。

Wingo Proはカメラのスローモーション機能を使用し、自分の周りで回転させる。これだけで、実にユニークな自分撮りができる。

この方法は全く新しいものではない。Cinema5Dでも3年前に、Centriphoneという製品をレポート(英語)している。 これはGoProやiPhoneをマウントできる。また、同様のDIYも多数あり、それらの多くはコートハンガーを利用している。 Wingo Proは、同じ手法だが新たにデザインされている。

Wingo Proの概要

Wingo Pro – Polycarbonate Wing. Source: Wingo Pro

Wingo Proを設計し、Kickstarterキャンペーンに登録したのは、ウクライナの映像クリエーター、Artem Gavr氏。Wingo Proのブーメランのようなデザインは、コートハンガーに由来しているように見える。 Wingo Proのポリカーボネート製ウイングは、約2mの紐で回転させるが、ハンドルにベアリングが付いている。また紐の長さも調整できる。翼は中央で折りたたむことができ、携帯性にも優れている。

Wingo Pro folded for traveling. Source: Wingo Pro

一体型ユニバーサル(GoPro)マウントでカメラを翼に取り付けるので、多くのアクションカメラと互換性がある。翼には調節可能なカウンターウェイトがあり、安定した「飛行」ができる。

撮影した映像は実に面白い。ハンドルが見えないようにするには、カメラを傾ける必要がある。自分の手が映りこまないようにするには多少コツがいる。しかし手頃な価格で、このような映像が撮れるのは興味深い。

キャンペーンは、比較的低い資金目標(1,100ドル)ということもあって、すでに資金調達が成功している。規定の数量に達していなければ、まだ45ドルで申し込み可能だ。正式の小売価格は75ドルで、2019年9月に出荷予定。

Wingo Pro Set with a traveling bag. Source: Wingo Pro

毎度記述しているが、Kickstarterはクラウドファンディングプラットフォームなので、プロジェクトを支援する際のリスクに注意していただきたい。Kickstarterの利用規約、特にセクション5「ファンディングのしくみ」を読むことをお勧めする。

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