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XelmusがAPOLLO 32mm T2 2倍アナモフィックレンズを発表

XelmusがAPOLLO 32mm T2 2倍アナモフィックレンズを発表

Xelmusは、2倍アナモフィックレンズのAPOLLOラインナップの新レンズとして、32mm T2を発表した。このレンズは、他のAPOLLOレンズと異なり、Super35イメージセンサーのみをカバーする。

Xelmusは、Oleg KrasyukとIgor Lobarevによって10年前に設立されたウクライナの比較的小さな会社だ。同社はアナモフィックレンズの制作のみに焦点を当て、2019年に40mm T2.1、60mm T1.7、100mm T2.5の最初のAPOLLO 2xアナモフィックレンズをリリースした。その後、2020年にXelmusは50mm T1.7、75mm T2、135mm T2 2xアナモフィックレンズでAPOLLOセットを完成さている。

そして今回、XelmusはSuper35イメージセンサーのみをカバーするワイドアナモフィックレンズ、APOLLO 32mm T2を発表した。

Xelmus APOLLO 2xアナモフィックレンズ – 特徴

Xelmus APOLLOレンズ全般について、ほとんど情報がない。ディズニーのオビ=ワン・ケノービのようなメジャーな長編映画の撮影に使われたのでニッチとは言わないが、同社はあまり製品を宣伝しない。

この新しい32mm T2を除くすべてのAPOLLO 2xアナモフィックレンズは、フルサイズセンサーをカバーし、フォーカスプラーに270度のフォーカス回転を与え、PLマウントカメラにのみ使用可能だ。しかし、すべてのレンズは、長さ、重さ、最短撮影距離、近接撮影距離などが異なっている。以下は、各レンズの特徴をまとめた表。

Spec sheet of Xelmus APOLLO 2x anamorphic lenses
Spec sheet of APOLLO 2x anamorphic lenses. Image credit: Xelmus

Xelmus APOLLO 32mm T2 2倍アナモフィックレンズ – 特徴

さて、Xelmus APOLLO 2xアナモフィックレンズの全体像が見えてきたところで、次は新顔の32mm T2について説明しよう。前述したように、このレンズはSuper35イメージセンサーにしか対応していない。しかし、Xelmusによると、”ARRI Alexa MiniのOpen Gateでフルカバーできる “とのことだ。

The APOLLO 32mm T2 2x anamorphic on the ARRI Alexa Mini. Image credit: Xelmus

この32mmは、同社のAPOLLO 40mm T2と非常によく似た仕様で、最短撮影距離15in/37cm、重量3.92lbs/1.78kg、長さ4.52in/11.5cm、業界標準のフロント径114mmとなっている。

Xelmus APOLLO 32mm T2 2x anamorphic
Xelmus APOLLO 32mm T2 2x anamorphic. Image credit: Xelmus

価格と発売時期

Xelmus APOLLO 32mm T2 2xアナモフィックレンズは、現在予約受付中。予約価格は16,999ドルに設定されている。Xelmusのレンズは受注生産に近いので、入金後6~8ヶ月の間にレンズが届くと予想さ れる。

比較として、Laowa Proteus 2xアナモフィックレンズ(35mm T2レンズも搭載)は、それぞれ4,999ドルで販売されている。また、フルフレームのイメージセンサーをカバーし、9,999ドルで販売されているAtlas Lens Co.の32mmオリオンシリーズ アナモフィックプライムを挙げることができる。

詳しくは、Xelmusのウェブサイトをご覧ください。

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