
HHOVERAir VERSAは、手持ち式のポケットジンバルカメラと、ドローンに変形するプロペラアタッチメントを組み合わせたハイブリッドデバイスとなる見込みだ。Indiegogoでのキャンペーンを通じて、まもなく発売される予定だ。このデバイスは、パーソナルカメラの未来を私たちに示してくれるのだろうか?
HOVERAirは、HOVERAir X1、X1 PRO、X1 PROMAXといったコンパクトな折りたたみ式民生用ドローンで知られる中国のテック企業だ。昨年、同社は興味深い自律型防水ドローンであるHOVERAir AQUAも発表した。
最近、HOVERAirは「VERSA」と呼ばれる最新のイノベーションを予告した。このデバイスの全スペックや機能はまだ明らかになっていないが、そのコンセプト自体から、個人向け映像撮影デバイスの未来がどこへ向かっているのか、その一端を垣間見ることができるかもしれない。
空飛ぶポケットジンバル
HOVERAir VERSAは、本質的には3軸のポケットジンバルカメラ(DJI Osmo Pocketシリーズに類似)であり、折りたたみ式のドローンベースにしっかりと取り付けることで、セット全体をHOVERAir X1シリーズとほぼ見分けがつかないドローンへと変身させる。つまり、VERSAはドローンとポケットジンバルカメラという2-in-1のデバイスだ。
HOVERAirによると、VERSAの予約受付は8月中旬に開始される予定のIndiegogoキャンペーンを通じて行われるという。その頃には、カメラとドローンベースの完全な仕様も明らかになるはずだ。
これが正解なのか?
発売予定のHOVERAir VERSAの完全な仕様が分からないとしても、個人的には、その画質が最新世代のDJI Osmo Pocketカメラの画質に及ぶとは全く思っていない。

とはいえ、VERSAは興味深い製品だと依然として考えている。現段階では、むしろコンセプト実証の段階と言えるかもしれない。取り付け機構が、日常的な使用に耐えうるほど頑丈で信頼性が高いものであることを願っている。また、DJIが将来、同様の2-in-1デバイスの開発を検討するかどうかを見るのも興味深いだろう。
空飛ぶOsmo Pocket?
コンパクトなジンバルカメラというアイデアは、決して新しいものではない。初代DJI Osmo(2015年)を覚えている人はいるだろうか。大成功とは見なされなかったものの、それは確かに未来の姿を垣間見せてくれた。DJIは、真にポケットサイズのデザインを実現することに注力し、Osmo Pocketシリーズを数世代にわたり再設計を重ねた末、2023年に発売されたDJI Osmo Pocket 3で大きな成功を収めたのだ。
ポケットサイズの筐体と、十分な大きさのイメージセンサー、そして高性能な画像処理エンジンを組み合わせ、これほど小さなデバイスで真に印象的な画質を実現するには、技術が十分に成熟する必要があったのだと思う。
この傾向は、最新世代のOsmo Pocketカメラでも続いている。特に、新たに発売されたOsmo Pocket 4Pは、デバイス全体を極めてコンパクトに保ちつつ、画質をどこまで高められるかを如実に示している。ラボテストはこちら。

では、新たに予告されたHOVERAir VERSAはこの流れにどう位置づけられるのだろうか。これがパーソナル撮影デバイスの未来となるのだろうか。空を飛ぶOsmo Pocket 4Pを想像してみてほしい。




































