iFootageは、Anglerfishシリーズに新しいCOB LEDライト、SL1 130DNAを発表した。その名の通り、このLEDライトの最大出力は130Wで、付属のリフレクターを使用することで、約19.200Luxの昼光のみの光を得ることができる。また、SL1 130DNAは、CRI 98、TLCI 99、SSI CIE-D55スコア 84という素晴らしい色精度を備えている。
iFootageは主に三脚、スライダー、カメラアクセサリーで知られているが、昨年、Anglerfish SL1シリーズを発表し、ライトの製造も開始した。発売当初は、SL1 60DN、220DN、320DNの3モデルが用意されていた。レビューはこちら。
先日、初のLEDパネルを発表したiFootageは、Anglerfishシリーズに新たな追加モデル、SL1 130DNAを発表した。
iFootage Anglerfish SL1 130DNA – 特徴
わずか750g/26.4ozの重量、15.4 x 15.2 x 9.6cm / 6 x 6 x 3.7inのコンパクトなフォームファクター、電源内蔵で、携帯性にも優れている。
SL1 130DNAの背面には、小さなOLEDディスプレイ、調光ノブ、コントロールノブ、2つのPD/DC電源入力ポートがある。
器具の上部にはファンが内蔵されている。メニューでファンモードを選択でき、インテリジェント、サイレント、ウルトラサイレントから選べる。iFootageによると、超静音モードでは28dBのファンノイズが期待できる。
ライトの前面には、業界標準のBowensマウントがあり、好みのライティング・モディファイアを取り付けることができる。SL1 130DNAには55°リフレクターが付属している。
電源とコントロール
USB Type-C PDとDC 15-28Vバレルコネクタの2つの電源入力ポートがある。付属の電源ブリック、Vマウント/ゴールドマウントバッテリー、USB-C電源、970バッテリーパックだ。
iFootageには、Vマウントバッテリーを装着し、SL1 130DNAに簡単に給電できるピストルグリップがオプションで用意されている。
他の最新LEDライトと同様に、iFootage Anglerfish SL1 130DNAは、iOSとAndroidデバイスに対応する同社のLumin Appを介してワイヤレスで制御することができる。最後に、パパラッチ、花火、稲妻、ストロボライト、溶接ライト、不良電球、パルス、爆発など、複数の照明効果が内蔵されている。
フォトメトリクス
現在では、ほとんどの照明器具がRGBWWではないにしろ、少なくとも2色になっているため、新しい昼光色のみのCOB LEDライトは珍しくなってきている。しかし、iFootageはAnglerfishシリーズで、ハイパワーやカラー機能ではなく、光の質に焦点を当てている。
iFootageによると、SL1 130DNAからは太陽光のような色スペクトルが期待でき、CRIは98、TLCIは99、SSI CIE-D55は84、印象的なIESTM-30の測定値はRf 97とRg 100である。これらの数値はすべて、光の質が非常に正確であることを意味している。
価格と発売時期
iFootage Anglerfish SL1 130DNAは、今月末に299ドルで発売される予定。
詳しくはiFootageのウェブサイトをご覧ください。
