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Pergearが60mm F/2.8 Ultra-Macro 2x Magnification Lensを発売

Pergearが60mm F/2.8 Ultra-Macro 2x Magnification Lensを発売

Pergearは富士フイルムX、ソニーE、MFT、ニコンZの各マウントに対応した60mm F/2.8 Ultra-Macro 2x magnificationレンズを発売した。このフルマニュアルレンズは、クリックのない絞りリングを採用し、APS-Cセンサーに対応する。またその名の通り2倍の拡大率を実現した安価なマクロレンズだ。

Pergearはレンズ業界では比較的新しい中国の企業で、手頃な価格のマニュアルレンズを専門としている。数年前から、ソニー、マイクロフォーサーズ、富士フイルム、ニコンのミラーレスカメラ用のプライムレンズを製造している。

手頃な価格のマクロレンズを探しているのであれば、Pergear 60mm F/2.8 Ultra-Macro 2xレンズは価値ある選択肢となるかもしれない。

主な特徴

Pergear 60mm F/2.8 Ultra-Macro 2X Magnificationは、APS-Cセンサーに対応するフルマニュアルレンズ。動画撮影向けに、絞りリングのクリック感をなくしているので、小さな絞り調整が必要な場合に最適だ。

APS-Cカメラであれば、フルフレーム換算で90mmの焦点距離となる。ただし、APS-Cフォーマットでの使用を前提としているが、このレンズはフルフレームカメラでも使用できるとしている。フルフレームカメラでは、無限遠での撮影時に若干のケラレが生じる。

Image credit: Pergear

要するに、ソニーEマウントのユーザーには朗報ということだ。また、このPergear 60mm F/2.8レンズは、Xマウント、MFT、Zマウントでも使用できる。

Image credit: Pergear

このマクロレンズは全体が金属製で、68×118mmと非常にコンパクトで、重量は600g。

Image credit: Pergear

レンズ構成

Pergear 60mm F/2.8 Ultra-Macro 2X Magnificationは、8群11枚のレンズで構成されており、そのうち3枚の高屈折率レンズが球面収差を補正し、ディストーションを低減している。また、すべてのレンズに多層膜コーティングを施し、レンズフレアやゴーストの発生を低減している。

絞りは10枚の絞り羽根で構成され、滑らかでクリーミーなボケを実現している。また、フィルター径は62mm、最短撮影距離は19.1cmだ。この最短撮影距離と2倍の撮影倍率を組み合わせれば、Pergear 60mmF2.8は本格的なマクロ撮影が可能となる。

Image credit: Pergear

価格と発売時期

Pergear 60mm F/2.8 Ultra-Macro 2X Magnificationレンズは、199ドル(22,400円:税別)で販売中。比較として、7Artisans 60mm F/2.8 II Macroレンズは169ドルで販売されているが、倍率は「1倍のみ」で、Laowa 100mm F/2.8 2x Ultra Macro APOレンズは449ドル(59,900円:税込)と高価だ。

詳細については、こちらのPergearのウェブサイトをご覧いただきたい。

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