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タムロンが 20-40mm F2.8 Di III VXDを発表 ー ソニーEマウント用フルフレームズームレンズ

タムロンが 20-40mm F2.8 Di III VXDを発表 ー ソニーEマウント用フルフレームズームレンズ

タムロンは、ソニーEマウントフルサイズミラーレスカメラ用の広角・標準ズームレンズ「TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD」を発表した。本年末に発売予定。

タムロンは昨年8月、ソニーEマウントのフルサイズミラーレスカメラ用に設計された2本のズームレンズ、35-150mm F2-2.8 Di III VXDと28-75mm F2.8 Di III VXD G2のファミリーを発表した

そして今回、競合がほとんどいない小型・軽量な「20-40mm F2.8 Di III VXD」を発表し、ワイド端のズームを充実させた。

TAMRON 35-150mm f/2.8 Di III VXD and 28-75 f/2.8 Di III VXD G2. Source: TAMRON

20-40mm F2.8 Di III VXD:概要

新しいタムロン20-40mm F2.8 Di III VXD(製品コード:A062)は、ソニーEマウントフルサイズカメラ専用に設計されており、かなり多用途なレンズを目指している。開放F値はF2.8で、広角20mmから標準40mmまで、ズーム全域で一定している。最短撮影距離は0.17m。

同社はすでに同様のズームレンジの製品「タムロン17-28mm F2.8 Di III RXD」を発売しているが、今回発表された20-40mmの主な競合は、ソニーFE 16-35mm F2.8 G Masterレンズと最近発売されたシグマ16-28mm F2.8 DG DN Contemporaryだ。しかし、前者はかなり高価だし、後者は標準的な焦点距離の範囲に留まっている。

TAMRON 20-40mm f/2.8 Di III VXD. Source: TAMRON

リニアモーターによるフォーカス機構を利用した、同社独自のAF技術「VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)」を搭載した新ズームレンズ。ソニーのファストハイブリッドAFとの組み合わせにより、動画撮影時でも静音・高速・高精度を実現するとしている。

また、同社のレンズユーティリティーソフトウェアに対応しており、今後のファームウェアのアップデートやフォーカスリングの機能設定のカスタマイズが可能だ。

サイズ・重量・デザイン

タムロンによると、この新しい標準ズームレンズは、このクラスで最も携帯性の高いモデルの一つとしている。全長86.5mm、重さ365g。カメラマンやコンテンツクリエイターに最適なサイズだ。

鏡筒は防滴構造で傷つきにくく、前面ガラスにはフッ素コーティングが施されている。残念ながら、65°のフォーカスリング回転角度は、ビデオ用途には少し制限されるかもしれない。最後に、このレンズは67mm径のフィルターを装着することができ、これはタムロンのズームレンズとしてはかなり標準的なものだ。

価格と発売時期

現在、新しいタムロン20-40mm F2.8 Di III VXDの価格情報はない。参考までに、既存のタムロン17-28mm F2.8 Di III RXDは、現在フジヤカメラで106,425円で販売されている。

同社によると、このレンズは秋に発売される予定だが、サプライチェーンの問題が発生する可能性があるため、正式な発売日は変更される場合がある。

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