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TiltaがキヤノンEOS R5 C用カメラリグを発表

TiltaがキヤノンEOS R5 C用カメラリグを発表

Tiltaは、複数のマウントスレッド、NATOレール、コールドシューズ、ARRIロゼットとともに、追加の保護を約束するキヤノンEOS R5 C用カメラリグを発表した。同社はまた、60W USB-C PD出力を備えたカメラ用の新しいVマウントバッテリープレートを導入した。

2022年1月に発表されたキヤノンEOS R5 Cは、EOSシネマラインの中で最も新しく、最もコンパクトなカメラだ。EOS R5をベースに、内蔵のアクティブ冷却を実装することで過熱の問題を解決し、8K 60fps記録などを実現することで動画機能をさらに拡張している。(レビューはこちら

動画撮影を目的としたミラーレスカメラにカメラケージが必要な理由は、マウントポイントを追加し、カメラを保護することにある。中国のカメラアクセサリー会社であるTiltaは、EOS R5 Cカメラリグを発表した。

TiltaのEOS R5 C用カメラリグ

Tiltaのアルミニウム製EOS R5 Cカメラケージは、内蔵のシリコンクッションでカメラボディを保護しながら、さまざまなマウントポイントを提供する。ケージのみの重量は182.5g、寸法は158.6×63.3×117mmとなっている。このケージはカメラのすべてのポート、コンパートメント、ボタンへのアクセスを妨げることは無い。

Canon EOS R5 C camera cage. Source: Tilta
  • 底部には、カメラをケージにしっかりと固定する位置決めピンがあり、Tiltaは底部に置き、ケージに磁石で固定されるマイナスドライバーも同梱している。
  • ケージの上部には、2つのコールドシューマウントと位置決めピン付きの2つの1/4″-20ネジ穴、およびNATOレールがある。
  • ポート側には、ARRIロゼットマウント、ショルダーストラップポート、NATOレールと1/4″-20マウントホールがある。
  • グリップ側には、リストストラップポートとともに、さらなるマウントスレッドがある。

TiltaのHDMIとUSB-Cクランプアタッチメントは、2つのM3ネジを介してケージに直接マウントされ、EOS R5 Cは、残念ながらフルサイズのHDMIポートを持っておらず、USB-Cポートはかなりの頻度で電源供給に使用されるので、これは非常に重要なコンポーネントだ。Tiltaでは、クランプと合わせてHDMIからMicro HDMIへの変換アダプターも用意している。

Canon EOS R5 C camera cage. Source: Tilta

Tiltaのトップハンドルはコールドシューと1/4″-20スレッドを介して取り付けられ、複数の1/4″と3/8″スレッド、15mmロッドクランプ、さらにコールドシューマウントを追加で提供する。

外部電源供給

外部からミラーレスカメラに電力を供給するという考えは、もちろん、新しいものではない。ミラーレスカメラのボディは、写真家や映画制作者が一日中快適に手に持っていられるように、通常のプロダクションカメラよりはるかに小さく設計されている。しかし、キヤノンEOS R5 Cの場合、外部電源はカメラのバッテリー持続時間を延ばすための手段以上のものとなっている。

実際、8K 50fpsや60fpsなど、外部電源で駆動させなければ利用できない記録モードもある。幸い、EOS R5 CはPD(パワーデリバリー)機能付きのUSB-Cポートを搭載している。

Canon EOS R5 C camera cage – V mount plate. Source: Tilta

Tiltaはそれを利用して、カメラに外部から電力を供給する方法について複数の選択肢を提示している。同社は、Vマウントバッテリーパック用の新しいスマートバッテリープレートを設計した。2つの14.8V P-tap出力、1つの5V USB-Cポート、そして最も重要なのは、バッテリープレートが接続されるアクセサリーに必要な電圧を調整できる60W USB-C PDポートを備えていることだ。

Tiltaによると、これにより、安定化電源ケーブルを使用せずに、さまざまなアクセサリーに電力を供給することができる。プレートにはUSB-Cケーブルクランプが付属しており、ケーブルをしっかりと固定することができる。プレートは、2種類の方法でカメラに取り付けることができる。

  • 標準の15mmロッドアタッチメントを使用すると、カメラの後ろにあるロッドベースプレートにプレートを取り付けることができる。
  • Vマウントバッテリーベースプレートは、アルカスイスマウントを介してカメラケージの底面に取り付けられ、使用するVマウントバッテリーパックのサイズに応じて厚さを調整することが可能。
Canon EOS R5 C camera cage – V mount baseplate. Source: Tilta

Tiltaのもう一つの電源供給オプションには、EOS R5 Cの電源供給要件をサポートするためにアップグレードされたハンドルが含まれる。Tiltaは、ハンドルが最大150分または8K 60fps raw録画に十分な電力を供給できるとしている。

Canon EOS R5 C camera cage – power grip. Source: Tilta

価格と発売時期

キヤノンEOS R5 C用Tiltaカメラケージは、現在予約受付中。同社は、ケージは7月上旬に出荷されるとしている。ケージのみの価格は99ドルだが、Tiltaでは2022年7月4日まで10%割引を実施している。

ベーシックキットは、ケージ、トップハンドル、EFマウントアダプター、HDMIクランプアタッチメント、HDMI to Micro HDMIアダプターが含まれ、169ドルで販売される。スマートVマウントバッテリープレートは149ドル、ベースプレートは169ドルだ。

Link: Tilta

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